三省堂 大辞林 |
ちんきん 0 【沈金】
蒔絵(まきえ)の技法の一。中国で鎗金(そうきん)という。室町時代に伝来。漆面に毛彫りで文様を彫り付け、そこに金箔・金粉を埋め込む技法、また、そのように作られたもの。現在、輪島や川連(かわつら)などで行われている。金箔の代わりに銀を用いたものを沈銀(ちんぎん)、黒漆を用いたものを沈黒(ちんこく)という。沈金彫り。沈金塗り。
→鎗金(そうきん)
→鎗金(そうきん)
歴史民俗用語辞典 |
文化財選集 |
沈金
名称
沈金<ちんきん>
区分
重要無形文化財
保持者
前史雄<まえふみお>(石川県)
資料一覧
解説
沈金とは,漆の表面に文様を彫り,漆を摺り込んで金箔や金粉などを窪みに埋める技法。彫刻技法には線彫,点彫,片切彫,コスリ彫等の種類があり,刻文には箔置き,粉入れ等を施す他,素彫りのままで仕上げるものもある。近現代には,従来の線彫りのほか片切彫,点彫などの手法が考案され,立体感,ぼかしなどの多彩な表現が行われるようになった。
沈金<ちんきん>
区分
重要無形文化財
保持者
前史雄<まえふみお>(石川県)
資料一覧
解説
沈金とは,漆の表面に文様を彫り,漆を摺り込んで金箔や金粉などを窪みに埋める技法。彫刻技法には線彫,点彫,片切彫,コスリ彫等の種類があり,刻文には箔置き,粉入れ等を施す他,素彫りのままで仕上げるものもある。近現代には,従来の線彫りのほか片切彫,点彫などの手法が考案され,立体感,ぼかしなどの多彩な表現が行われるようになった。
伝統的工芸品用語集 |
沈金
国指定文化財等データベース |
沈金
| 名称: | 沈金 |
| ふりがな: | ちんきん |
| 芸能工芸区分: | 工芸技術 |
| 種別: | 漆芸 |
| 認定区分: | 各個認定 |
| 指定年月日: | 1999.06.21(平成11.06.21) |
| 解除年月日: | |
| 指定要件: | |
| 備考: | |
| 解説文: | 沈金は漆芸の加飾(装飾)技法であり、漆の塗面に文様を彫り、漆を摺り込んで金箔や金粉などを窪みに埋めるものである。中国では鎗金【そうきん】(〓金、創金)と呼ばれ宋代から行われていた技法で、室町時代にはわが国でも始められたと考えられ、近世以降、特に石川県輪島では高度な発達をみた。 彫刻技法には線彫、点彫、片切【かたぎり】彫、コスリ彫等の種類があり、刻文には箔置き、粉入れ等を施すほか、素彫りのままで仕上げるものもある。彫刻には、沈金刀【とう】(沈金鑿【のみ】)と呼ばれる彫刻刀が用いられ、沈金刀にも表現に応じて工夫が加えられる。従来は線彫を主とする技法であったが、近現代には片切彫、点彫などの手法が考案され、筆意や立体感、ぼかしなどの多彩な表現が行われるようになった。現在、各種の彫刻技法を組み合わせた、芸術性豊かな表現が行われている。 沈金は、芸術上価値が高く、工芸史上重要な地位を占める漆芸技法である。 |
ウィキペディア |
沈金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/10/21 04:56 UTC 版)
沈金(ちんきん)は、漆器の装飾技法の一つである。
[続きの解説]
「沈金」の続きの解説一覧
- 1 沈金とは
- 2 沈金の概要
沈金と同じ種類の言葉
沈金に関連した本
- 沈金 巣山林山 巣山 林山 京都書院
- 鎗金・沈金・存星―図版資料 (1974年) 東京国立博物館 東京国立博物館
- 現代中国農業経済論―近代化への歩みと挑戦 沈 金虎 農林統計協会
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