永遠の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 09:20 UTC 版)
「ONE 〜輝く季節へ〜」の記事における「永遠の世界」の解説
本作の核となるストーリーは、主人公の浩平が別の世界(永遠の世界)に消えてしまうというものである。このとき、浩平に関するほかの人の記憶も消えてしまう。しかし、この永遠の世界については作中で明確な説明が行われていない部分が多く、詳細は不明。 過去 幼い日、妹を亡くした浩平は、幸せな日常が永遠に続くわけではないことを知り、打ちひしがれていた。その時、「永遠はあるよ ここにあるよ」という言葉を聞き、「永遠の世界」と関わることとなる。しかし、それらの記憶は心の奥にしまい込まれてしまい、浩平が成長するまでその影響が現れることはなかった。 ストーリー中盤まで 浩平は高校2年の冬(本編に登場するカレンダーによれば1998年の12月から1999年の3月)に幼い日の記憶を思い出し、消滅のおよそ1週間前から、関係の薄い人々から順に忘れられ始め、最終的には恋人ひとりを残して、あるいは全員に忘れられる。 永遠の世界 永遠の世界の描写は、キャラクターを担当した2人のシナリオライターにより表現が異なる。 ストーリー終盤 恋人が最後まで忘れなかった場合には、およそ1年後に突然帰還する。 『ONE』での「永遠の世界」は、氷上シュンの発言が有力な手がかりとなると主張する声もある。 永遠の世界は、 死後の世界と同類または類似した世界である。 誰もが「永遠の世界」に行くことができる(戻ることは難しい)。 「永遠の世界」は現実世界でのよりどころを無くしたときに行くことができる。 「永遠の世界」では案内役となる女の子を1人連れていく必要があるかもしれない。 「永遠の世界」は主人公だけのものではなく共通領域(パブリックスペース)である。 「永遠の世界」はその案内役と盟約を結ぶことにより猶予期間が与えられる。 猶予期間内に現世で拠りどころ(絆)ができれば、「永遠の世界」からおよそ1年で帰還できる。 「永遠の世界」行きは阻止することができない。 「永遠の世界」行きとなる人間のことは、およそ1週間前から忘れられ始める。そして、帰還した途端に思い出す。忘れるまでの日数は、どれだけその人を思っていたかによって異なるらしい。 「永遠の世界」の案内役はその写し身となるものが現実にいるが、盟約付近の記憶はあいまいになる。 小説版『ONE』の「永遠の世界」では、PC版に比べ“死”や“夢”との関連性がより強くなっている。
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