永作芳也とは? わかりやすく解説

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永作芳也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 17:07 UTC 版)

永作 芳也(ながさく よしなり、1955年9月27日[2]- )は、元・将棋棋士[注釈 1]。棋士時代は加藤恵三八段門下であり、棋士番号は139であった[4][注釈 2]茨城県行方郡麻生町(現・行方市)出身[2][5]


注釈

  1. ^ 将棋の棋士・女流棋士は、現役を引退しても、通常は公式戦出場資格を失う以外は身分に変化がなく、依然として棋士・女流棋士である[3]。しかし、現役引退と同時、またはその後に日本将棋連盟などの所属団体を退会した場合に、棋士・女流棋士の身分を放棄することとなる。
  2. ^ 永作の日本将棋連盟からの退会により、棋士番号139は欠番となっている[5]
  3. ^ 2017年現在、6級入会は15歳が年齢制限であり、18歳は3級以上でなければ受験できない。
  4. ^ 2022年現在、棋士が日本将棋連盟を退会したのは、棋士番号の制定(1977年)以降では永作と橋本崇載のみ。この2名以外には間宮純一[11]斎藤銀次郎[11]長谷川清二郎[12]、市川伸[12]が退会しているが、この4名の退会時期はいずれも棋士番号制定以前である。女流棋士では、林葉直子石橋幸緒竹俣紅など現役引退にともなって所属団体を退会した例がある。

出典

  1. ^ a b 武者野勝巳「プロ棋界最前線」『近代将棋』第39巻第6号、近代将棋社、1988年6月、35頁。 オンライン版当該ページ、国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b 『現代日本人名録』1987年、中(け-な) p1611
  3. ^ 片上大輔 (2017年7月10日). “棋士に関するQ&A”. daichanの小部屋. 2022年1月24日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 松本博文 (2017年8月3日). “30年前に姿を消した『伝説の棋士』永作芳也の消息が明らかに。「相手を突き落としても...」勝負哲学を語る”. ハフポスト. 2019年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月3日閲覧。
  5. ^ a b c d “元プロ棋士、夢託す 藤井四段活躍に触発”. 茨城新聞. (2017年7月21日). オリジナルの2017年7月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170721032643/http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15005486569650 2017年7月21日閲覧。 
  6. ^ a b c 近代将棋 1980年1月号 永作芳也記事より
  7. ^ 盤を耕す - 日本将棋連盟飛騨支部
  8. ^ a b 近代将棋 1983年2月号 永作芳也記事より
  9. ^ a b c d e f 松本博文 (2017年8月3日). “藤井四段を目指す子供たちを育てたい...指導者として蘇った「伝説の棋士」永作芳也の棋士人生をたどる”. ハフポスト. 2019年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月21日閲覧。
  10. ^ 週刊文春 1987年4月23日号 永作芳也記事より
  11. ^ a b 加藤治郎原田泰夫田辺忠幸「連盟を守るためつらい決断」 『証言 将棋昭和史』毎日コミュニケーションズ、1999年、177-179頁。ISBN 978-4839902551 
  12. ^ a b 棋士系統図”. 日本将棋連盟. 2019年8月16日閲覧。(図中で名前に▲印のある棋士が退会者。)
  13. ^ 週刊将棋 1988年4月23日
  14. ^ こども将棋教室”. 行方市地域ポータル「なめがた日和」. 2017年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月21日閲覧。
  15. ^ a b c “永作芳也さん来訪”. 竜王戦中継ブログ(日本将棋連盟. (2018年11月2日). オリジナルの2019年1月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190102200250/http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2018/11/post-0904.html 2019年1月2日閲覧。 
  16. ^ 将棋世界 1986年7月号


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