水口曳山祭
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水口曳山祭(みなくちひきやままつり)とは、毎年4月20日に滋賀県甲賀市水口町宮の前に鎮座する水口神社の例大祭(一般に水口祭り〈みなくちまつり〉と呼ぶ)で行われる曳山行事を中心とした文化財としての指定名称である。滋賀県の無形民俗文化財に指定されている。近世地方都市に発生した山・鉾・屋台の出る祭礼の一典型であり、曳山(ヤマ)とダシ、囃子にその見所をもつ。
- ^ 3m程度の棒の頭に、4面に町名などを書いた箱状の木枠を付け、先端に御幣を刺したもの。形状が田楽豆腐に似るためにこう呼ばれる。
- ^ 築山栄太郎 (2020年3月21日). “天神町、見送り幕新調 甲賀の水口曳山まつり”. 中日新聞 2020年3月25日閲覧。
- ^ “新型コロナ 水口曳山祭りが感染拡大で中止 関係者の神事のみ 甲賀 /滋賀”. 毎日新聞. (2020年3月25日) 2020年3月25日閲覧。
- ^ 水口歴史民俗資料館では、その中の1基を常設展示している。
- ^ 曳山の下部に心棒を取り付け、方向転換時に車輪を浮かせるのに利用する。
- ^ くじ取りの儀式は大正以降に始められたという。
- ^ 水口町中心部を南北に流れる馬渡川に架かる東海道の橋で、後に一帯の通称ともなった。ちなみに、馬渡川はかつての水口岡山城の堀の1部であると伝える。
- 1 水口曳山祭とは
- 2 水口曳山祭の概要
- 3 曳山行事の流れ
- 4 脚注
固有名詞の分類
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