民間放送局とは? わかりやすく解説

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民間放送

(民間放送局 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 09:29 UTC 版)

民間放送(みんかんほうそう、: private broadcasting)は、民間資本によって設立された放送事業者によって行われる放送[1]。また、その放送を運営する事業体。民放(みんぽう)と略称される。国営放送公共放送の対義語である。


注釈

  1. ^ 1920年当時、放送を行っていた米国の企業がいくつか知られているが、それらは商務省電波局の無線局ライセンス区分によるところの、コールサインが「数字+AA~WZ」:アマチュア無線局、「数字+XA~XZ」:実験局、「数字+YA~YZ」:訓練学校局、「数字+ZA~ZZ」:特別アマチュア無線局、のいずれかに該当するものである。例)8XKは実験局
    「KDKA」のようなアルファベットだけのコールサインが商務省電波局より発給されたのは、ウェスティングハウス電気製造会社が最初だった。
  2. ^ ボクシングと野球の試合を中継した
  3. ^ 「教会サービス」と呼ばれ、一番人気ある番組だった
  4. ^ リスナーが自分の時計を校正するのに便利だった
  5. ^ もしレコード演奏ばかりだと、ラジオよりも直接レコードを蓄音機で聞く方が音質が良いため
  6. ^ 放送法施行規則の規定により登録されるか、届け出るのみでよい。
  7. ^ 名古屋入国管理局デジタルテレビSHV中継局の免許人は法務省つまり国である。市町村によるものも北海道上川郡美瑛町美瑛町デジタルテレビSHV中継局を皮切りに、主に山間地を抱える市町村による開設が続いている。
  8. ^ ここでのキロサイクル(kc)は1952年の日本で使われていた周波数の単位であり、1ヘルツ=1サイクル である。
  9. ^ 呼出符号は「JOIF」に変更。「JOGR」はラジオ青森(現・青森放送)に再指定された。
  10. ^ 民放連編『日本民間放送年鑑'83』(コーケン出版刊)の記述によると、当時開局していたか準備中であった東京、大阪、愛知、福岡、愛媛、北海道、広島、長崎、仙台、静岡及びFM転換前の沖縄極東放送各社の大株主に、マスメディアは名を連ねていなかった。当時は法人ではなくマスメディア関係者個人として出資することで、規制を回避していたものとみられるが、後に集中排除原則違反事件で問題となった。
  11. ^ これをもって民放以外を含めたBSラジオ放送も一時完全に姿を消したが、2011年に放送大学がBSデジタルラジオ放送を開始している。
  12. ^ 北海道・東京都・京都府・大阪府の各域のみを放送対象地域としても県域放送と呼ぶ。県域放送#概説参照。
  13. ^ 有線ラジオ放送の「共同聴取業務」であり、実施には届出を要する。

出典

  1. ^ 大辞林
  2. ^ 関口定伸 『ラヂオのお話』(少年科学世界第3編) 1925 廣文堂 pp165-166
  3. ^ 伊藤賢治 『無線の知識』 1924 無線実験社 pp101-102
  4. ^ H.Gernsback "Radio Concerts" Radio News Sep.1920 Experimenter Publishing Co. p133
  5. ^ "Result of Radiophone Experiment at Signal Hill Station" Wireless Age Sep.1920 p8
  6. ^ C. Austin ”The Romance of the Radio Telephone” Radio Broadcast May,1922 p16
  7. ^ 栄谷平八郎 『ラジオ発展史』 1947 通信教育振興会 p48
  8. ^ 日本放送協会編 『日本放送史/1951年版』 日本放送協会 pp16-17
  9. ^ 『北日本放送十年史』(1962年4月17日、北日本放送発行)10 - 12ページ『白眼視し合うNHKと民放』より。
  10. ^ CBCのあゆみ | 中部日本放送株式会社
  11. ^ 昭和63年法律第29号による放送法改正
  12. ^ 平成元年法律第55号による放送法改正
  13. ^ 通信・放送産業動態調査(総務省情報通信統計データベース)(2019年5月2日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Projectの通り、平成30年度第3四半期調査をもって中止
  14. ^ 定款第5条
  15. ^ a b c 石井清司『日本の放送をつくった男 フランク馬場物語』毎日新聞社(原著1998年10月30日)、196、200頁頁。ISBN 4-620-31247-9 
  16. ^ フランク・正三・馬場#民間放送開局も参照
  17. ^ 昭和63年法律第29号による電波法改正
  18. ^ 崩壊中のBSラジオ局 | スラド
  19. ^ 平成元年法律第55号による改正
  20. ^ 平成25年総務省告示第441号による改正
  21. ^ 平成24年総務省令第23号による放送法施行規則改正
  22. ^ 平成21年法律第22号による放送法改正の施行
  23. ^ スマートフォン向け放送局「NOTTV」開局(mmbi 2012年2月16日) - ウェイバックマシン(2012年3月14日アーカイブ分)
  24. ^ モバキャスサービス鳥栖局の開局(ジャパン・モバイルキャスティング NEWS 2014年10月30日) - ウェイバックマシン(2014年10月30日アーカイブ分)
  25. ^ NOTTV - ウェイバックマシン(2016年6月30日アーカイブ分)
  26. ^ デジタル地上波最高音質!通信料不要!多彩なチャンネル!進化する無料デジタル放送「i-dio(アイディオ)」始まる!〜3月1日(火)12時からプレ放送開始〜 株式会社エフエム東京・BIC株式会社・株式会社VIP・東京マルチメディア放送株式会社(2016年2月29日 ) - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分) (PDF)
  27. ^ 7月1日グランドオープン! 東海地区に放送エリア拡大 株式会社エフエム東京(2016年6月24日 ) - ウェイバックマシン(2016年7月5日アーカイブ分) (PDF)
  28. ^ 東北ブロック 本日開業 北海道・東北のFM7局のデジタルサイマル放送も開始(i-dio - NEWS 2018年5月1日) - ウェイバックマシン(2018年6月21日アーカイブ分)
  29. ^ 中国・四国ブロック 本日開業 FM8局のデジタルサイマル放送も開始(i-dio - NEWS 2018年6月26日) - ウェイバックマシン(2020年2月19日アーカイブ分)
  30. ^ 北海道ブロック 本日(4/1)開業 全国主要都市をカバー(i-dio - NEWS 2019年4月1日) - ウェイバックマシン(2019年12月27日アーカイブ分)
  31. ^ i-dio放送終了のお知らせ(i-dio 2020年3月31日) - ウェイバックマシン(2020年9月2日アーカイブ分)


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