氏姓とは? わかりやすく解説

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し‐せい【氏姓】

読み方:しせい

氏(うじ)と、姓(かばね)。姓氏


氏姓制度

(氏姓 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 05:03 UTC 版)

氏姓制度(しせいせいど)とは、古代日本において、中央貴族、ついで地方豪族が、国家ヤマト王権)に対する貢献度、朝廷政治上に占める地位に応じて、朝廷より氏(ウヂ)の名と姓(カバネ)の名とを授与され、その特権的地位を世襲した制度。「氏姓の制(ウヂ・カバネのせい)」ともいい、「氏・姓」を音読して「氏姓(しせい)」ともいう。


  1. ^ a b 直木 1964, p. 111
  2. ^ 中村 2009, p. 6
  3. ^ a b 中村 2020, p. 26
  4. ^ 佐藤 2021, p. 8
  5. ^ 中村 2009, p. 24



氏姓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 20:07 UTC 版)

網引金村」の記事における「氏姓」の解説

網引公という氏姓は、「網を張って漁獲を業とする民」の長たる地方豪族のものであって全国各地分布している。そのうち、葦田郡に移住した氏族もあったと考えられる

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氏姓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 13:43 UTC 版)

氏姓制度」の記事における「氏姓」の解説

ヤマト王権においては全体統合する大王の下で有力豪族たちが氏(ウヂ)として奉仕し王権構成した古代における氏(ウヂ)とはそれを束ねる有力な血縁集団家系中心として、その周縁血縁・非血縁様々な家が含まれる同族団あるいはその連合体である。この同族団構成員は(特に中心的な家系において)実際に血縁関係にある場合が多いが例外含み、また氏内部において身分差を内包するまた、氏の中心的な家系ヤマト王権何らかの政治的関係有するのが原則であり、ヤマト王権との関係によってもたらされる政治的権力が氏内部統制外部への拡大重要な意義持ったこのため日本古代ウヂ単なる自然発生的な血族集団としての氏族Clan)とは異なりヤマト王権自体と密接に結びついて成立していた政治的集団または政治的組織であるとされている。氏の成立自然発生的なものでなく政治的関係性によるものであることは、氏名がしばしば仕奉すべき職掌表し(つまりは天皇と氏の間の君臣関係を前提とし)、氏姓が制度的に定まった後も王権側が氏姓を賜与変更する権能保持したことにも表れている。 氏名ウジの名前)は地名よるもの蘇我氏葛城氏吉備氏上毛野氏など)と職掌よるもの物部氏大伴氏中臣氏など)に大別され、臣(オミ)、連(ムラジ)、造(ミヤツコなどのような姓(カバネ)を帯びたこうした氏姓(ウヂカバネ)を持つことはヤマト王権政事マツリゴト)に何らかの形で関与していることを示していた。

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氏姓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 01:01 UTC 版)

「天皇」記事における「氏姓」の解説

天皇は氏姓および名字持たないとされる。 「皇室#皇室と氏姓」も参照

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