残留磁束密度とは? わかりやすく解説

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残留磁束密度

【英】:Remanence

材料磁気特性を表す磁気ヒステリシス曲線において、外部磁場飽和磁化の状態となる高い値から0に戻した時に残る磁束密度の値をいう。残留磁化Residual Magnetization)とも言う。この値が高いほど、利用可能磁束密度が高い。単位SI単位系テスラ[T]、CGS単位系ではガウス[G] で、Br記号で表わされる等方性材料場合は、残留磁束密度は飽和磁化50%から75程度になるが、希土類焼結磁石材料においては磁化容易軸方向磁化方向配向されているので、残留磁化飽和磁化95%以上となる。

磁束密度

(残留磁束密度 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 16:32 UTC 版)

磁束密度(じそくみつど、: magnetic flux density)とは、文字通り磁束の単位面積当たりの面密度のことであるが、単に磁場と呼ばれることも多い。磁束密度はベクトル量である。 記号 B で表されることが多い。国際単位系 (SI)ではテスラ (T)、もしくはウェーバ平方メートル (Wb/m2)である。




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