歴史考古学とは? わかりやすく解説

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れきし‐こうこがく〔‐カウコガク〕【歴史考古学】

読み方:れきしこうこがく

歴史時代遺物・遺跡研究対象とする考古学日本では6世紀後半以降対象とし、最近では中世考古学近世考古学も盛んである。


歴史考古学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 07:50 UTC 版)

歴史考古学(れきしこうこがく)とは、有史考古学(ゆうしこうこがく)とも呼ばれ、同時代の文献・記録がそれ以前の時代よりも多いとされているいわゆる「歴史時代」の遺跡遺物を研究の対象とする考古学のことである。ヨーロッパにおいては、ギリシア、ローマ時代を総合的に取り扱う古典考古学(classic archaeology)、あるいはグレコ・ローマン考古学(Greco-Roman archaeorogy)が歴史考古学の中核をなし、日本では、7世紀飛鳥時代)以後を対象としている。


注釈

  1. ^ 角田は『平安時代史事典』の編纂者として著名であるが、考古学者としても業績を残している。

出典

  1. ^ 角田『古代学序説』1954年(増補1991年)、山川出版社
  2. ^ 上原『日本考古学事典』「歴史考古学」


「歴史考古学」の続きの解説一覧

歴史考古学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 03:52 UTC 版)

考古学」の記事における「歴史考古学」の解説

考古学研究法を、従来文字無かった時代だけでなく、文字史料現存する時代にも応用しようとした研究。これにより文献資料では空白部分であった情報が、考古学資料によって補完されようになった日本では主に奈良時代以降を指すことが多い。遺構遺物存在文献資料食い違い文献資料とは異なったり、また記録されていなかったり、不明瞭な記録に対して、全く違う事実判明した例(法隆寺再建論争などが顕著な例)もある。

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歴史・考古学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 16:22 UTC 版)

光ミュージアム」の記事における「歴史・考古学」の解説

人類史展示室では、旧石器打製石器メソポタミア文明ギリシャ地中海文明エジプト文明インダス文明メソアメリカ文明中国文明縄文土器等の古代遺物アンデス文明文物展示している。飛騨展示室には化石岩石のほか、古代飛騨地方ジオラマ恐竜実物大模型もある。

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