歯内歯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:30 UTC 版)
歯内歯(しないし)とは、歯冠部の象牙質の一部が表層のエナメル質と共に歯髄腔内に深く陥入した歯の形態異常。嵌入歯・重積歯[1]・内反歯[1]とも呼ばれる。 組織学的には歯髄腔内に歯質の陥入が見られ、この構造は外側に象牙質、内側にエナメル質と、本来の組織構造とは逆になっている。歯質が陥入してエナメル質で囲まれた部位には、しばしば歯牙腫瘍組織、石灰化した組織、食物残渣などが認められる。その特異的な構造の為、う蝕の罹患率が高い[1]。
- 1 歯内歯とは
- 2 歯内歯の概要
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