武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車
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武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車(むさしのてつどうデキカ20がたでんききかんしゃ)は、西武鉄道の前身事業者である武蔵野鉄道が、1927年(昭和2年)に新製した電気機関車である[2]。
注釈
- ^ 1928年(昭和3年)の日本国有鉄道(国鉄)における形式称号規程改訂に際して制定された、動軸数に応じてAから順にアルファベット記号を割り振る表記方式による呼称。動軸を「4軸」備える本形式はAから数えて4番目の「D形」となる。
- ^ a b 武蔵野鉄道当時より在籍した「社形電車」は1976年(昭和51年)8月に廃車となったクモニ1形1(2代)が、(旧)西武鉄道当時より在籍した「社形電車」は1966年(昭和41年)に形式消滅したクモハ151形・クハ1151形電車が、それぞれ最後まで在籍した形式であった。
- ^ 当初の社名は「西武農業鉄道」。1946年(昭和21年)11月15日付で現社名へ改称。
- ^ 西武鉄道に在籍した電気機関車各形式は、西武鉄道における除籍後も何らかの形で現存する車両が大半を占める。デキカ11形(後の西武E11形)の場合、E12は旧・保谷車両管理所において静態保存され、E13は弘南鉄道ED333として車籍を保持する。西武鉄道における廃車後、もしくは譲渡先において廃車となった後に解体処分され、一形式全車が現存しないものは、本形式のほか東芝製私鉄向け35t機である1形電気機関車(2代)の2例のみである。
出典
- ^ a b c d e f g h 「西武鉄道の電気機関車」 p.245
- ^ a b c d e f g h i j 「西武鉄道の電気・蓄電池機関車」 p.63
- ^ 西武鉄道100年 E12修復完成記念披露会。(中) - 鉄道ホビダス 編集長敬白(2012年5月15日) 2012年11月29日閲覧
- ^ a b c 「私鉄車両めぐり(80) 西武鉄道 1」 pp.69 - 70
- ^ a b c d e f 「西武鉄道の電気機関車」 pp.246 - 247
- ^ 「私鉄車両めぐり(80) 西武鉄道 1」 p.71
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 「西武鉄道の電気機関車」 p.242
- 1 武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車とは
- 2 武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車の概要
- 3 主要機器
- 4 運用
- 5 脚注
固有名詞の分類
西武鉄道の電気機関車 | 国鉄ED11形電気機関車 武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車 西武E851形電気機関車 国鉄ED31形電気機関車 西武B1形蓄電池機関車 |
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