MBA用語集 |
NPV
投資する対象の事業、プロジェクトが生み出すキャッシュフローの現在価値(DCF)の総和。投資を決定するための評価指標の1つ。正味現在価値。
FCF0、FCF1、…FCFn : 年ごとのフリー・キャッシュフロー
n: 期間(年)
r: 割引率
NPVが大きいほど生み出す価値が大きくなり、異なる条件の投資案件を単純比較できる。
NPVは、その事業、プロジェクトから生み出される正味のキャッシュフローの現在価値の総和であり、コーポレート・ファイナンスではNPVをフリー・キャッシュフロー(FCF)の現在価値の総和として求める。これは、会計方針や資金調達方法などの違いを取り除いて比較できるからである。
NPVを求めるには年ごとのFCFと、プロジェクト期間(年数)、割引率を決定することが必要である。割引率にはWACCを用いるのが一般的である。WACCを用いることでリスクも反映し、定量的な評価が可能となる。
なお、NPVの定義式でNPV=0となる割引率rの値を、IRR(内部収益率)という。このIRRの値で比較する評価法が「IRR法」である。
最近、注目されている経済指標の1つであるEVA(経済付加価値)は、将来予想されるEVAの現在価値の総和が、企業のあらゆるプロジェクトのNPVの総和と等しくなる関係にある。
■ 関連語
DCF、キャッシュフロー、フリー・キャッシュフロー、投資期間、割引率、WACC、IRR、企業価値、会計基準、EVA
会計用語辞典 |
人材マネジメント用語集 |
正味現在価値
・正味現在価値
・NPV Net Present Value
・NPV=ΣFCFn/割引率 FCFn:n期のFCF
・事業やプロジェクト等の経済的価値を測定する指標で、投資判断の定量的な評価が可能である。
・NPV分析はM&A(合弁・買収)において、買収先の企業・事業価値測定、買収金額の意思決定に活用される。
・また複数のプロジェクトから、いずれの案件に投資をするか意思決定する際にもNPVは活用される。
・投資候補であるプロジェクトが生み出す将来のキャッシュフローを予測し、そのキャッシュフローを割引率で割り引いた現在価値の総和から、プロジェクトに要する投資額の現在価値を引いた金額「NPV-プロジェクトに要する投資額の現在価値」を比較することで定量的な評価が可能となる。
・NPVは、投資判断指標であるROIに比べて「キャッシュフローを用いることで会計方針等に影響を受けない共通の軸で比較できる(キャッシュフローを用いれば会計基準に左右されない)」、「時間的価値の概念を取り入れている」といった点で優れている。
・尚、NPV=(事業に要する投資額の現在価値)のときの割引率をIRR(内部収益率)という。
OR事典 |
正味現在価値
【英】:net present value
将来時点の収入または支出の額を割引によって現在の価値に換算した値を現在価値と呼ぶ. 通常, 割引には計算利率が適用される. 投資案を評価する場合, 案の資金流列を現在価値に換算して評価することが多く, その値を正味現在価値と呼ぶ. この値が正ならば, 資本コストを折り込んだ利益が生じるということで,案は経済的に有利といえる.
ウィキペディア |
割引現在価値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/21 07:56 UTC 版)
(正味現在価値 から転送)
割引現在価値(わりびきげんざいかち)とは、ある将来に受け取れる価値が、もし現在受け取れたとしたらどの程度の価値を持つかを表すもの。たとえば1年後に100万円貰えるのと、今90万円貰えるのが等価であると感じる人にとっては、1年後の100万円の割引現在価値は90万円となる。
- 1 割引現在価値とは
- 2 割引現在価値の概要
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