横小路泰義とは? わかりやすく解説

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横小路泰義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 02:47 UTC 版)

横小路 泰義(よここうじ やすよし、1961年(昭和36年)生まれ[1])は、日本の工学者。専門は、ロボット工学バーチャルリアリティ博士(工学)京都大学[4]。ロボットの遠隔操縦やハプティックデバイス、ロボットハンドの研究に従事し、折り紙折りロボットなどで実績がある[5]。京都大学助手、助教授、准教授を務めた後、神戸大学教授[1][6][3]。レスキューロボットコンテストにも貢献している[7][8]


注釈

  1. ^ a b 後に、松野文俊が教授に就任している[23]
  2. ^ 主査は横小路研究室の後に教授になった松野文俊[注釈 1]だが、実質的な指導は横小路(出典の博士論文の謝辞を参照)[2]
  3. ^ 受賞論文 - 横小路泰義、吉川恒夫マスタ・スレーブ型遠隔操縦システムの操作性」、『計測自動制御学会論文集』、第26巻第5号、1990年、572-579頁。[27]
  4. ^ 受賞論文 - 横小路泰義、菅原嘉彦、吉川恒夫画像と加速度計を用いたHMD上での映像の正確な重ね合わせ」、『日本バーチャルリアリティ学会論文誌、第4巻第4号、1999年、589-598頁。[28]
  5. ^ 受賞論文 - Emmanuel B. Vander Poorten and Yasuyoshi Yokokohji Feeling a rigid virtual world through an impulsive haptic display, Advanced Robotics, Vol.21, No.12, (2007), pp.1411-1440.[29]
  6. ^ 受賞論文 - 田中健太、木原康之、横小路泰義「人間の直接教示動作の統計的性質に基づいた折り紙ロボットの目標軌道とセンサフィードバック則生成法」、『日本ロボット学会誌』第27巻第6号、2009年、685-695頁。[29]
  7. ^ 受賞論文 - 土橋宏規、神岡渉、深尾隆則、横小路泰義、野田哲男、長野陽、永谷達也「組立作業のための平行スティック指汎用ハンドによる三次元形状部品の把持の最適化」、『システム制御情報学会論文誌』第28巻第6号、2015年、258-266頁。[30]
  8. ^ 初版は2002年に昭晃堂から刊行されていた(ISBN 4-7856-9065-8)。共著者は鈴木亮輔、神野郁夫、小寺秀俊、田中功、冨井洋一、中部主敬、箕島弘二。

出典

  1. ^ a b c d 横小路泰義 2000, p. 709.
  2. ^ a b c 土橋宏規『ロボットセル生産システムのための汎用ハンドに関する研究』京都大学博士学位論文(甲第16796号)、2012年3月26日。
  3. ^ a b c 横小路泰義 2012, p. 605.
  4. ^ a b 横小路泰義 1991.
  5. ^ a b 夢ナビ(折り紙).
  6. ^ a b 横小路泰義 2006, p. 1041.
  7. ^ a b 第13回レスキューロボットコンテスト 実行委員会”. 第13回>組織. Rescue Robot Contest (2013年9月6日). 2016年5月7日閲覧。
  8. ^ a b 第15回レスキューロボットコンテスト 実行委員会”. 第15回>組織. Rescue Robot Contest (2014年11月23日). 2016年5月7日閲覧。
  9. ^ 夢ナビ(VR), 先生の学問へのきっかけ.
  10. ^ 横小路泰義 1993.
  11. ^ 機械の研究 1991.
  12. ^ 吉川恒夫、横小路泰義「シリアルリンク型ロボットマニピュレータのリンク座標系に関する考察」、『計測自動制御学会論文集』第24巻第12号、1988年12月、1343-1345頁。
  13. ^ 中村仁彦、横小路泰義、花房秀郎、吉川恒夫「ロボットマニピュレータの運動学と動力学の統合化計算」、『計測自動制御学会論文集』第23巻第5号、1987年、491-498頁。
  14. ^ 吉川恒夫、横小路泰義、豊嶋毅「宇宙用多腕型ロボットの運動制御のための効率的計算法」、『日本ロボット学会誌』第10巻第5号、1992年、639-647頁。
  15. ^ 吉川恒夫、横小路泰義、渡辺直満「駆動冗長性をもつ閉リンク機構の動力学解析」、『日本ロボット学会誌』第11巻第6号、1993年、913-917頁。
  16. ^ 吉川恒夫、中村仁彦、横小路泰義「DSPによる多関節マニピュレータの動的制御のための実時間計算」、『日本ロボット学会誌』第6巻第3号、1988年、175-183頁。
  17. ^ 横小路泰義 2000.
  18. ^ 吉川恒夫 2000, p. 118.
  19. ^ 吉川恒夫 2000, pp. 116–118.
  20. ^ 横小路泰義 2004.
  21. ^ 吉川恒夫随想 研究教育雑感」『京都大学工学広報』第44号、2005年10月、2015年6月29日閲覧 
  22. ^ 吉川恒夫(インタビュアー:道木加絵、佐野明人)「制御理論とロボット工学の研究の面白さ」『日本ロボット学会誌』第30巻第9号、2012年11月、865-868頁。 
  23. ^ 過去のメンバー”. 研究室メンバー. 京都大学松野研究室. 2016年9月11日閲覧。
  24. ^ a b 横小路泰義 2013.
  25. ^ a b 土橋宏規、横小路泰義、野田哲男、奥田晴久「準静的押し操作解析に基づく多指ハンドによる把持シミュレーションと対象物体の許容初期誤差範囲の導出」、『日本ロボット学会誌』第28巻第10号、2010年、1201-1212頁。
  26. ^ 矢舩資洋、横小路泰義「コラム軸アシスト型電動パワーステアリング装置(C-EPS)における目標操舵角 ―トルク特性の実現手法―」、『自動車技術会論文集』第40巻第1号、2009年、9-14頁。
  27. ^ a b 学会賞受賞者計測自動制御学会、2016年9月11日閲覧。
  28. ^ a b 論文賞”、日本バーチャルリアリティ学会、2016年9月11日閲覧。
  29. ^ a b c d 学会誌論文賞”、表彰、日本ロボット学会、2016年9月11日閲覧。
  30. ^ a b 2016年度学会各賞システム制御情報学会、2016年9月11日閲覧。


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