STL
別名:標準テンプレートライブラリ
STLとは、C++言語に標準で付属しているクラスライブラリの一つで、C++言語によるプログラミングで頻繁に用いられる汎用的なデータ構造やアルゴリズムをまとめたものである。
STLのクラス群は「コンテナ」「反復子(イテレータ)」「アルゴリズム」「関数オブジェクト」の各要素から構成されており、それらのデータ構造に対してよく行われる操作がテンプレート関数の形で用意されている。STLを用いることで、より柔軟で強力なC++プログラミングが可能になると、一般的に評価されている。
STLが発表された後に、ANSI/ISO標準のC++ライブラリが採択されているが、このANSI/ISO標準ライブラリはシリコングラフィックス(SGI)社が発表したSTLの仕様書をベースとして作成されたものである。
参照リンク
Standard Template Library Programmer's Guide - (英文)
Standard Template Library
(標準テンプレートライブラリ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 08:55 UTC 版)
Standard Template Library (STL) は、プログラミング言語C++の規格で定義された標準ライブラリの一つ。ヒューレット・パッカード社在籍の研究者(当時)であったアレクサンドル・ステパノフ等によって考案され、後にANSI/ISO標準に組み込まれた。
- 1 Standard Template Libraryとは
- 2 Standard Template Libraryの概要
- 3 概要
- 4 STLの欠点
- 5 歴史
- 6 関連項目
- 標準テンプレートライブラリのページへのリンク