樋口直人
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樋口 直人(ひぐち なおと 1969年 - [1])は、日本の社会学者、元気象庁職員。早稲田大学教授。
- ^ a b パネルディスカッション:今後の外国人労働者問題を考える ―経済危機が日系人労働者に与えた影響等を踏まえて―:第50回労働政策フォーラム (2010年12月4日)|労働政策研究・研修機構(JILPT)
- ^ http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/ISBN 978-4-7872-3278-6
- ^ 樋口直人
- ^ a b c 「樋口 直人」Researchmap
- ^ a b 徳島大学 / 教育研究者総覧 --- 樋口 直人
- ^ a b 日本型排外主義 : 在特会・外国人参政権・東アジア地政学 2015-09-25「学位審査結果の要旨」・博士論文審査要旨
- ^ 「氏名 ヒグチ ナオト 樋口 直人」 早稲田大学
- ^ a b 「准教授 : 樋口 直人」徳島大学
- ^ 平成28年度 総合科学優秀賞受賞者表彰式について
- ^ 塩原良和 日本社会学会 社会学評論 Vol. 66 (2015) No. 1 p. 156-157
- ^ 樋口直人『日本型排外主義』名古屋大学出版会、2014年2月
- ^ 樋口直人「排外主義運動のミクロ動員過程―なぜ在特会は動員に成功したのか―」『アジア太平洋レビュー』、アジア太平洋研究センター、2012年。
- ^ 樋口直人「排外主義運動のミクロ動員過程―なぜ在特会は動員に成功したのか―」、『アジア太平洋レビュー』第9号、アジア太平洋研究センター、2012年9月
- ^ 「ヘイトスピーチと排外主義 根本的な対策のために」『聖教新聞』2014年8月7日付
樋口直人(社会学者)
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「在日特権を許さない市民の会」の記事における「樋口直人(社会学者)」の解説
徳島大学の樋口直人は2012年の論文で「保守主流派よりナショナリズムと排外主義に関して右=強硬派で、既成政治勢力から独立した者」を「極右」と定義し、その代表的存在が在特会だとした。樋口はホワイトカラーや自営業者など「正常範囲」の人々が在特会メンバーの主体であり退職者を除いて無職はいなかったとして、安田浩一の主張に疑義を呈した。樋口によれば、「(在特会は)中間層の運動とみなしたほうが正確であり、階層の低い者の不安が排外主義運動を生み出すという仮説は棄却されたといってよい」。2011年から1年半をかけて会員の34人を調査した樋口の報告によれば、会員は主に「高学歴の正規会社員」であった。樋口の調査によれば、学歴面では京都大学や東京工業大学出身のエンジニアなど大卒(在学・中退者を含む)が34人中24人、雇用形態面では正社員が34人中30人(他は非正規職2人、その他2人)、そのうちホワイトカラー(事務職)は22人であった。この結果から「意外に普通の市民が普通の経歴を経て、全国各地で集まる、それなりの論理を備えた合理的な行動」をしており、だからこそ「これは極右市民運動の新たな怖さ」と樋口は憂慮している。また、樋口は在特会について「右翼崩れからノウハウを、歴史修正主義から係争課題を、インターネットからネット右翼という動員ポテンシャルを得てきた。在特会の新しさは、インターネットへの依存度が極端に高く、組織されざるネット右翼を組織化したことだ。」とした。
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