極限順序数とは? わかりやすく解説

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極限順序数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 02:39 UTC 版)

集合論および順序論英語版における極限順序数(きょくげんじゅんじょすう、: limit ordinal)は 0 でも後続順序数でもない順序数を言う。あるいは、順序数 λ が極限順序数であるための必要十分条件は「λ より小さい順序数が存在して、順序数 βλ より小さい限り別の順序数 γ が存在して β < γ < λ とできることである」と言ってもよい。任意の順序数は、0 または後続順序数、さもなくば極限順序数である。


  1. ^ 順序数全体は真クラスであるため、順序数の集合は必ず上界を持つ。
  2. ^ 例えば Thomas Jech, Set Theory. Third Millennium edition. Springer.
  3. ^ 例えば Kenneth Kunen, Set Theory. An introduction to independence proofs. North-Holland.


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