業務車3号とは? わかりやすく解説

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業務車3号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 03:40 UTC 版)

業務車3号(ぎょうむしゃさんごう)は、陸上自衛隊および航空自衛隊の装備。


  1. ^ ただし1佐(二)以上とされている。
  2. ^ これまで導入してきたトヨタ・クラウンの車種整理により、ロイヤルサルーンシリーズがセダン型車両から分離したこと、予算の削減に関する施行令により将官が乗車する車両は現状維持とし、また佐官が乗車する車両の価格を抑えることを目的とした経緯もあり入札区分を将官(主として将補及び副師団長以上の相当職)が乗車する車両の予算区分を「乗用車」、佐官が乗車する車両を「業務車3号」とに区分を分けた経緯がある
  3. ^ 平成12年度から15年度までは、それまでの納入実績からトヨタが主に落札をしていたためにクラウンセダン・スーパーデラックス(Mild Hybrid)を納入、それ以後は予算の縮減や制約等の事情により価格・車両スペックに関する条件が緩和されたことと、クラウンセダンのガソリン車や日産セドリックセダンが製造終了したためにトヨタ落札時はプレミオ、日産落札時はブルーバードシルフィーが納入されている。いずれにせよ、入札時の条件やメーカーによって納入車種に違いがあり、現在においては特定の車種にはならずに落札した各メーカーが落札価格に応じた車種を納入している。
  4. ^ 将官が乗車するため、シートや内装等はオプション設定のうち特注もしくはハイグレード仕様が納入されていた
  5. ^ 4ドアのセダン型車両で特定のメーカー・車種に限定せずに、通常は競争入札にてメーカーと車種を決定している
  6. ^ 近年においては、従来採用していたクラウンセダン(ガソリン車)や日産 セドリックセダンの製造終了に伴い、トヨタ・プレミオや日産・ブルーバードシルフィなどの大衆向けセダン型車両のうち、排気量2000cc等の仕様書にて指定された納入条件に合う車種が各方面総監部・補給処等が実施する競争入札にて落札・購入され各部隊に配当されている
  7. ^ 連隊長・旅団隷下の部隊長及び駐屯地司令職兼補等を除き1佐(三)の隊長職及び1佐(一)が指揮官の部隊の副長等は原則として業務車1号が配当される
  8. ^ ただし最上級グレードの「W×B」の6速MT車に限り、1,200ccの過給機付きガソリンエンジンが搭載されているため(それ以外のグレードはガソリン車、ハイブリッド車を問わず全て1,800ccのエンジンとなる)、原則的に納入対象外となる。
  9. ^ このほか、大衆向け一般型セダンにはインプレッサG4やシビックセダン、MAZDA3セダンもこれに該当するが、いずれも全幅が1,760 mmを超えているため、納入できない。
  10. ^ 2008年度以降納入は直4気筒エンジンが指定
  11. ^ 横滑り防止・追突防止機能等
  12. ^ 乗用車の仕様書には電動リアサンシェードが納入条件の一つとして指定がされているが、業務車3号の仕様書には記載がないうえ、乗用車には情報収集用に後部座席にもテレビが設置されるのに対して、業務車3号は必須とされておらず、代わりにラジオが標準装備として指定されているのみである
  13. ^ 最近は将官用に納入した車両は原則として規程に基づき10年以上使用した後は、民間へ払い下げられる場合がある。
  14. ^ ただし上向き点灯する場合は主に1佐が複数所在する駐屯地の司令職が乗車してる例が多い


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