棒針編み
棒針編み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 22:44 UTC 版)
詳細は「棒針編み」を参照 先端がゆるやかに尖った棒針と呼ばれる棒状の用具を用いる方法が棒針編みである。棒針は2本、4本、5本で一組で、2本の針をビニールなどの柔軟性のある素材でつないだ輪針もある。棒の一端は編んだ糸が抜け落ちることを防ぐためキャップなどが付けられることがある。 基本技法として表編みと裏編みがあり、それらを組み合わせることによって複雑な形状や各種の模様を作り出す。伸縮性がある、肌触りが良いなどの特徴があるため、マフラー、靴下、手袋、セーター等の衣類に一般的に用いられる方法である。片面から見て全ての目が同じ形状になる編み方(平編み、メリヤス編み)にするには、往復編みの場合一列おきに表編みと裏編みを繰り返す。また、表編みばかりを繰り返すことにより、一列おきに表編みと裏編みが交互に現れる編み目(ガーター編み)になる。応用として伸縮性を特に高めたゴム編みと呼ばれる編み方もある。
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