桧扇とは?

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ひ おうぎ -あふぎ [2] 【檜扇】

(ひのき)の薄い白板をとじ合わせた扇。衣冠または直衣(のうし)のとき,笏(しやく)にかえて持った。位により板の枚数に差がある。
薄板色糸でとじた絵扇貴婦人礼装時に開き持った。鎌倉時代以降,とじ糸の余り親骨の上端からたらす風が生じた。衵扇あこめおうぎ
アヤメ科多年草は剣形で根際から扇状広がる。夏,高さ1メートル 内外花茎出し斑点のある黄赤色の花をつける。黒色光沢のある丸い種子は「ぬばたま」「うばたま」という。生花に用いる。カラスオウギ漢名射干(やかん)[季] 夏。
海産二枚貝貝殻厚く扇形で,殻長12センチメートル 内外表面に約二五本の放射状の肋(ろく)がある。色彩は黄・紫・赤褐色など変化に富む。肉は食用,殻は観賞用。房総半島以南分布ヒオウギガイ

檜扇

読み方:ヒオウギ(hiougi)

板扇材での薄板を糸で綴りあわせてつくったもの。


桧 扇

桧扇
檜扇とは薄片末広がり綴り合わせ、手もとに要をつけ、先を絹の撚糸編み綴った板扇であり、表に金銀箔を散らし彩絵して束帯など、平安宮中の公の儀式の際の持ち物でした。木簡から派生したと考えられ、東寺千手観音像の腕の中から発見された元慶元年と記された物が、我が国最古の檜扇とされている。当初男性が用い、女性は「はしば」という団扇一種を持っていましたが、次第女性も檜扇を用い初め宮中女人が常に手にするようになりました。初めから装飾的役割与えられていたが、特に女性が用いるようになってさらに彩り華やかな物になりました。国風文化花開く中に優雅さと繊細さを加え平安時代中期には、三重五重(みえ、いつえ)と呼ばれる数多い矯数(骨数)の扇ができ、草花人物などが彩られ、美しい彩糸を長く垂らしていました。

ひおうぎ〔檜扇〕

薄板で作った扇。
内裏雛女雛などに用いる。

桧扇(壬生家伝来)

主名称: 桧扇(壬生家伝来
指定番号 41
枝番 0
指定年月日 1988.06.06(昭和63.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 歴史資料
ト書
員数 2握
時代区分 鎌倉室町
年代
検索年代
解説文: 壬生家本姓小槻氏)に伝来した中世の桧扇二握で、そのうち春日行幸次第を記した扇は薄い桧板を用い、三六・七センチ長さで、幅は上部が三・九センチ下部が二・六センチである。親骨中骨とも二十五橋)を完存し、上部中央には白絹緘糸の残欠認められ、要には穴があけられて現在は紙撚を通して結んでいる。墨書にて「春日行幸次第」と内題があり、続いて本文両面わたって記され、一橋に二行ず表裏七十七行に及んでいる。本文には一部頭注傍注や首付が書き加えられ、その途中までは墨合点加えられている。文中具体人名は見出せないが、先例として挙げられている年紀は、長暦二年(一〇三八)、永長度、寛治度、治承であるので、この墨書書入れ治承年間以降であることが判明し、書風よりみて鎌倉時代後期のものと認められる文永七年一二七〇)三月十四日、弘安九年(一二八六)三月二十七日春日行幸が催されたことが『続史愚抄』『勘仲記』等に明らかで、その頃小槻氏春日行幸次第を手控としてこの扇に書き記し、実際に儀式の場で用いたもの考えられる
 内裏上棟次第を記した桧扇は、長さ三六・〇センチ、幅は上部が三・二センチ下部が二・〇センチで、現在十五を存している。上部中央には緘穴の跡が見られ、要には穴があけられて現在は紙撚を通して結んでいる。墨書片面のみで、後欠ではあるが、一橋一行ずつ計十四行を存している。内題はないが、本文内裏の上次第を表わし、具体人名は見出せないものの先例として応永八年(一四〇一)の年紀見られるそのため、この墨書書入れ同年以降であることが判明するが、書風よりみて室町時代前中期考えられる。この時期内裏の上棟は、永享元年(一四二九)、文安三年(一四四六)、康正二年(一四五六)に行われ、この扇はその頃使用されたものと考えられる
 このように、これらの桧扇は、朝廷儀式参画した実務官人小槻氏がその次第前もって墨書にて書き付け実用に供したもので、中世公家社会儀式制度あり方具体的に示す稀有遺品である。

檜扇

作者山口椿

収載図書日本残酷物語
出版社日本文芸社
刊行年月1996.9


檜扇

作者三島由紀夫

収載図書決定版 三島由紀夫全集 16 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.3


ヒオウギ

ヒオウギ
科名 アヤメ科
別名: -
生薬名: シャカン射干
漢字表記 桧扇
原産 日本中国インド
用途 暖地自生する多年草栽培盛んに行われています。乾燥した根茎射干といい、扁桃腺炎去痰などに用います。生育した状態が桧扇「ひおうぎ」に似るのでこの名があります。夏、黄赤色に赤斑のある花が咲き、観賞用とされます。
学名: Belamcanda chinensis DC.
   

ひおうぎ (檜扇)

Belamcanda chinensis

Belamcanda chinensis

わが国本州から四国九州それに台湾中国分布しています。日当たりのよい山地草原生え、高さは60100センチになります。は剣状で、長さ3050センチあります8月から9月ごろ、上部分枝して数個の花をつけ、橙色の花を咲かせます。花披の内外片は同じ大きさで、内側赤い斑点あります蒴果なかには真っ黒な種子があり、これが「烏玉ぬばたま)」と呼ばれます。万葉集では「黒」や「夜」を導く枕詞として引用されました。たとえば柿本人麻呂の歌。「烏玉ぬばたま)の黒髪山山菅(やますげ)に、小雨降りしき、しくしく思ほゆ
アヤメ科ヒオウギ属の常緑多年草で、学名Belamcanda chinensis。英名は Blackberry lily
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檜扇

読み方:ヒオウギ(hiougi)

イタヤガイ科二枚貝


檜扇

読み方:ヒオウギ(hiougi)

アヤメ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Belamcanda chinensis


檜扇

読み方:ヒオウギ(hiougi)

アメヤ科の多年草

季節

分類 植物


檜扇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/06 01:54 UTC 版)

檜扇(ひおうぎ)とは、宮中で用いられた木製ののこと。桧扇とも表記する。女性の用いるものは特に袙扇(あこめおうぎ)とも呼ぶ。




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