案内標識とは? わかりやすく解説

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あんない‐ひょうしき〔‐ヘウシキ〕【案内標識】

読み方:あんないひょうしき

道路標識の一。一般道路では、経路案内目的地通過地方向、距離や道路上位置を示すもの)、地点案内現在地を示すもの)、付属施設案内待避所パーキングなどの付属施設案内するもの)の3種類がある。


道路標識

(案内標識 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 14:27 UTC 版)

道路標識(どうろひょうしき)は、道路の傍ら若しくは上空に設置され、利用者に必要な情報を提供する表示板である。交通事故を未然に防ぐための規制・危険箇所への警戒喚起、指示・案内による交通の円滑化などを目的に設置される。


注釈

  1. ^ : Highway Administration
  2. ^ : Standard Alphabets for Traffic Control Devices

出典

  1. ^ 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令
  2. ^ a b 安孫子幸雄・澤孝平『改訂道路工学』(改訂版)コロナ社、1984年5月30日、300頁。ISBN 4-339-05086-5 


「道路標識」の続きの解説一覧

案内標識

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 08:15 UTC 版)

日本の道路標識」の記事における「案内標識」の解説

案内標識は道路利用者に対して市町村境界目的地通過地への方向および距離などを示すとともに利用者利便のため必要な沿道に関する各種案内を行う標識である。全ての案内標識が道路管理者によって設置される目的地通過地への方向、距離、経由路線などを示すものを「経路案内」、行政境界地点案内を行う「地点案内」、登坂車線駐車場どの道路上施設案内を行う「付属施設案内」の三種類に分けられる通常経路案内標識は「日本語かな漢字)」「英語(ローマ字)」の2種類表記されるが、自治体によってはさらに「ロシア語キリル文字)」表記追加される。 案内標識は文字数や内容によって標識板寸法異なるため、文字などの大きさ定められている。文字などの大きさ寸法同じく都道府県市町村条例に基づき設定することができる(道路法45第3項)。この例として、東京都などではローマ字寸法拡大し外国人旅行客含め視認性向上したことなどがあげられる漢字大きさ下表通りいずれも基準値)。 ローマ字大きさ大文字漢字の1/2、小文字大文字3/4程度である。 設計速度漢字大きさ70 km/h以上 30 cm 405060 km/h 20 cm 30 km/h以下 10 cm 経路案内標識 入口の方向 (103-A) 入口の方向 (103-B) 入口の予告 (104) 方面、方向及び距離 (105-A) 方面、方向及び距離 (105-B) 方面、方向及び距離 (105-C) 方面及び距離 (106-A) 方面及び距離 (106-B) 方面及び距離 (106-C) 方面及び車線 (107-A) 方面及び車線 (107-B) 方面及び方向の予告 (108-A) 方面及び方向の予告 (108-B) 方面及び方向の予告 (108-B) 方面及び方向 (1082-A) 方面及び方向 (1082-B) 方面及び方向 (1082-B) 方面及び方向 (1082-C) 方面及び方向 (1082-D) 方面及び方向 (1082-E) 方面方向及び道路の通称名予告 (108の3) 方面方向及び道路の通称名 (108の4) 出口の予告 (109) 方面及び出口の予告 (110-A) 方面及び出口の予告 (110-B) 方面車線及び出口の予告 (111-A) 方面車線及び出口の予告 (111-B) 方面及び出口 (112-A) 方面及び出口 (112-B) 出口 (113-A) 出口 (113-B) 国道番号 (118-A) 国道番号 (118-B) 国道番号 (118-C) 都道府県道番号 (1182-A) 都道府県道番号 (1182-B) 都道府県道番号 (1182-B)主要地方道 都道府県道番号 (1182-C) 都道府県道番号 (1182-C)主要地方道 高速道路番号 (118の3) 総重量限度緩和指定道路 (1184-A) 総重量限度緩和指定道路 (118の4-B) 高さ限度緩和指定道路 (1185-A) 高さ限度緩和指定道路 (118の5-B) 高さ限度緩和指定道路 (118の5-C) 高さ限度緩和指定道路 (1185-D) 1184-A5-A複合 118の4-Bと5-Bの複合 道路の通称名 (119-A) 道路の通称名 (119-B) 道路の通称名 (119-C) 道路の通称名 (119-D) まわり道 (120-A) まわり道 (120-B) 一般道路設置される経路案内標識はその色から「青看」と呼ばれる。「国道番号」や「都道府県道番号」はその形状からそれぞれおにぎり」や「ヘキサ」と愛称付けられている。 「国道番号」「都道府県道番号」で番号後ろに「-B」「-C」が付く様式は「交差道路標識」や「卒塔婆」と呼ばれる原則として両面設置行い地図連動させて案内できるよう赤(一般国道)、緑(主要地方道)、黄(一般都道府県道)のように色分けして設置する。 案内標識で案内対象となる地名を「目標地」と呼ぶ。目標地の案内方法には「地名方式」「路線番号方式」の2種類分けられ日本では地名方式採用されている。経路案内標識で案内される目標地は下表のように「基準地」「重要地」「主要地」「一般地」に分類されている。案内対象となる道路の種類に応じて案内される目標地が決まる。すなわち、経由地目的地がほとんど一致する道路であっても、必ずしも同じ案内内容になるとは限らない目標地は都道府県ごとに、国土交通省地方整備局国道事務所都道府県及び政令指定都市道路管理者により構成される連絡調整会議決定される。殆どは市町村名だが、施設名空港等)や著名な史跡、名勝地等が選ばれることがあるなど、必ずしも市町村名町丁名であるとは限らない。 距離を示す際に用いられる目標地の中心地点」は、市町村名場合原則として市役所町村役場正面地点」としているが、不適当な場合主要交差点や駅など、その地域代表する別の地点選ばれることもある。なお、目標としての「東京」は、日本橋日本国道路元標)を中心地点として定めている。 現行の案内標識は表示されている地名順次入れ替えていくのがルールであるが、目標地が見慣れないものに入れ替わる掲示情報途中で途切れているものも存在する問題点指摘されている。この背景には平成の大合併による影響や、道路管理者ごとで案内標識の内容定めるため異なった管轄のものと調整取りづらいこと、参照にできるレイアウト図が少ないことに加え関係者コミュニケーションデザインについての理解が不十分であることなどが挙げられる区分候補となる地点例(東京都場合基準地 重要地の中で特に主要な地点概ね1県1地点後述東京要地 都道府県庁所在地政令指定都市地方生活圏中心都市など 東京八王子日本橋上野新宿など 主要地 二次生活圏中心となっている自治体など 奥多摩府中銀座本郷など 一般地 上以外の自治体著名地点など 日野武蔵野秋葉原早稲田など 都道府県庁所在地以外で「基準地」に指定されている都市函館市室蘭市浦河町旭川市留萌市稚内市網走市帯広市釧路市根室市高崎市松本市浜田市下関市今治市宇和島市室戸市四万十市北九州市名護市 都道府県庁所在地で「基準地」に指定されていない都市さいたま市千葉市横浜市山口市 地点案内標識 市町村 (101) 都府県 (102-A) 都府県 (102-B) 著名地点 (114-A) 著名地点 (114-A) 著名地点 (114-B) 主要地点1142-A主要地点1142-B) 「市町村」や「都府県」は市町村都府県界設置しこれから入る市町村都府県名を記す。この標識には自治体名のほか、都府県章や市区町村章を併記することができる。「カントリーサイン」とも呼ばれ、特に都府県章・市区町村章や地域シンボルイメージ描いた絵を挿入した標識を指す。 「著名地点」は駅や港、観光地官公庁などの著名地点案内する場合設けられる著名地点まで誘導行いたい場合矢印と距離が設けられ更には必要に応じてシンボルマーク設けられる歩行者向けに角を丸く取った様式(114-B)が存在し地図併設したものを「地図標識」と称している。 「主要地点」は主な交差点橋梁トンネルなど交通上の目標となる地点設置され、その名称を記す。通常は横型のものを用いるが、設置困難な場合限り縦型のものを用いる。観光先進国地方創生実現向けて観光地付近ではその観光地等の名称に変更するよう改善進めている。 付属施設案内標識 料金徴収所 (115) サービス・エリア道の駅及び距離 (116) サービス・エリア道の駅予告 (1162-A) サービス・エリア道の駅予告 (1162-A) サービス・エリア道の駅予告 (1162-B) サービス・エリア (1163-A) サービス・エリア (1163-A) サービス・エリア (1163-B) 非常電話 (116の4) 待避所 (116の5) 非常駐車帯 (116の6) 駐車場 (117-A) 駐車場 (117-B) サービス・エリア又は駐車場から本線への入口 (117の2) 登坂車線 (1173-A) 登坂車線 (1173-B) エレベーター (121-A) エレベーター (121-B) エレベーター (121-C) エスカレーター (122-A) エスカレーター (122-B) エスカレーター (122-C) 傾斜路 (123-A) 傾斜路 (123-B) 傾斜路 (123-C) 乗合自動車停留所 (124-A) 乗合自動車停留所 (124-B) 乗合自動車停留所 (124-C) 路面電車停留場 (125-A) 路面電車停留場 (125-B) 路面電車停留場 (125-C) 便所 (126-A) 便所 (126-B) 便所 (126-C) 「非常電話」や「非常停車帯」は自専道それぞれの手前又は頭上設置し、その存在を記す。 「登坂車線」は登坂車線存在を記す。一般道路では原則として開始位置設置される。ただし、自専道においては開始位置のほか、予告終了位置にも違う様式のものが設置される。 「エレベーター」 - 「便所」までの案内標識はそれぞれの施設位置明示する。「バリアフリー標識」と呼ばれるもので、高齢者身体障害者等の移動円滑にするために設置されるギャラリー都府県」と「市町村」(東京都清瀬市ローマ字寸法拡大されている。 入口の方向(103-A) 入口の方向(103-B)。首都高速道路独自の様式用いられている。 方面及び方向 (1082-A) 。国道3号県道3号分岐するため、混同しないよう国道側が赤く塗られている(熊本県熊本市北区方面及び方向 (1082-A)。地面上に置いたケース 方面方向及び道路の通称名 (108の4)。道路名道路番号表示方面及び出口の予告 (110)(山陽自動車道 赤穂IC非常電話 (116の4)(長崎自動車道上り線大村湾PA総重量限度緩和指定道路 (118の4) と高さ限度緩和指定道路 (118の5) 道路の通称名119)と国道番号(118-C)と都道府県道番号1182-B

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案内標識

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:16 UTC 版)

富士登山」の記事における「案内標識」の解説

山梨県側登山道吉田ルート)の呼び方が「吉田口」と「河口湖口」の2種類混用されていたり、標識統一されていなかったりして分かりにくかった。そのうえ不必要な場所に標識乱立しており、必要な標識認識妨げとなっていた。また、外国語表記少なく増加し続け外国人登山者に不親切であった。そのため2009年山開きに間に合うよう案内標識の統一図られ標識乱立改善された。その結果山梨県側登山道については「吉田口」(吉田ルート。ただし五合目は「富士スバルライン合目」)の名称で統一され標識枚数整理され大きく減少した。この新標識基本的に日本語・英語・中国語韓国語の計4ヶ国語表記されており、外国人にも分かりやすくなった。また、登山道標識の色も統一された。

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案内標識

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 13:57 UTC 版)

アメリカ合衆国の道路標識」の記事における「案内標識」の解説

案内標識には高速道路での路線番号案内標識通り名距離標出口案内標識含まれる

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案内標識(有料道路)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 13:57 UTC 版)

アメリカ合衆国の道路標識」の記事における「案内標識(有料道路)」の解説

MUTCDの第2F章では、有料道路標識扱ってます。 有料道路標識 MUTCD従来型料金所事前標識 MUTCD従来型料金所事前標識 ニュージャージーターンパイクE-ZPass料金所サイン

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「案内標識」の例文・使い方・用例・文例

  • 散歩道のように、案内標識で示す
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