格物致知とは? わかりやすく解説

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かくぶつ‐ちち【格物致知】

読み方:かくぶつちち

物の道理窮め知的判断力高める意で、理想的な政治を行うための基本的条件モットー

[補説] 「礼記大学の「致知格物の意味を、朱子は「知を致すは物に格(至)るに在り」と事物理に至ることと解し王陽明は「知を致すは物を格(正)すに在り」と心の不正を去ることと解した


格物致知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 14:40 UTC 版)

格物致知(かくぶつちち)とは、儒学術語で、伝統的に様々な解釈のある複雑な概念である。格致(かくち)とも略される。『礼記』大学篇(『大学』)の一節「致知在格物、物格而知至」に由来する。


  1. ^ a b 湯川敬弘・小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)『格物致知』 - コトバンク
  2. ^ 太田由佳「松岡恕庵本草学の研究(要旨)」、京都大学 博士論文、2011年。  / 太田由佳『松岡恕庵本草学の研究』思文閣出版、2012年。ISBN 978-4784216178 
  3. ^ 西村三郎『文明のなかの博物学 西欧と日本 上』 紀伊國屋書店、1999年。ISBN 978-4314008501。第2章「花ひらく江戸の博物学 「格物致知」-朱子学の立場」


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