枕石寺(チンセキジ)とは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

ちんせきじ【枕石寺】

枕はシンとも。茨城県常陸太田市上河合にある真宗大谷派の寺。大門山伝灯院。北面の武士日野頼秋が大雪の夜、親鸞が宿を乞うたのを断ったところ、親鸞は外で石を枕に終夜念仏しており、驚いた頼秋は弟子になって道円と称し、居宅を寺としたもの。親鸞が枕にした石がある。場所は移転している。

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枕石寺

読み方：チンセキジ（ｃｈｉｎｓｅｋｉｊｉ）

別名真宗二四輩旧跡

宗派真宗大谷派

所在茨城県常陸太田市

本尊阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

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枕石寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/28 07:29 UTC 版)

枕石寺（ちんせきじ^{[注釈 1]}）は、茨城県常陸太田市上河合町にある真宗大谷派の寺院である^[3]。山号は大門山（おおかどさん）^[4]^[5]、院号は伝灯院（でんとういん）^[3]^[5]。真宗二十四輩第15番入西房道円開基の名刹であり、寺に伝わる「紺紙金泥三部妙典」は常陸太田市指定文化財に指定されている^[6]。枕石寺に伝わる創建の縁起は倉田百三の戯曲『出家とその弟子』に描かれたことで知られ^[7]^[8]^[9]^[10]、周辺は「梵天山古墳群と枕石寺」として茨城百景の一つに選定されている^[11]。なお、本項では現在の常陸太田市上大門町にあった同名の枕石寺についても併せて解説する。

脚注

注釈

^ 『親鸞聖人二十四輩順拝記』や^[1]『真宗大辞典』では「しんせきじ」とされている^[2]。
^ ^a ^b ^c 1217年（建保5年）とも^[12]^[13]^[14]^[15]。
^ ^a ^b ^c 上河合への移転は1541年（天文10年）^[25]^[26]^[4]^[6]、1581年（天正9年）^[27]、あるいは1678年（延宝6年）とも^[3]。
^ ^a ^b ^c 廃寺は1744年（寛保4年）とも^[40]。
^ 西仏房と蓮位房とも^[41]^[36]。
^ 阿弥陀如来とも^[25]。
^ ただし、寺院や境内の木立の様子などから、現在地への移転は江戸時代初期ではないかとする指摘もある^[24]。

出典

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^ 常陸太田市教育委員会 1987, pp. 34–36.
^ 常陸太田市教育委員会 1987, p. 36.

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