松風の光【ｼｮｳﾌｳﾉﾋｶﾘ】（草花類）
| ※登録写真はありません | 登録番号 | 第6695号 |
| 登録年月日 | 1998年 8月 12日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | 松風の光 よみ：ｼｮｳﾌｳﾉﾋｶﾘ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2004年 8月 13日 | |
| 品種登録者の名称 | 加藤由博 | |
| 品種登録者の住所 | 長野県南佐久郡佐久町大字海瀬４７２７番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤由博 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，「みずほ」に黄色の混合花粉を交配して育成されたものであり，花は明緑黄色の中輪で，一輪仕立ての切花向き品種である。 草型は直立性，草性は高性，開花時の草丈はやや高である。茎の太さは6.0～7.9㎜，色は淡褐，強さ及び縦じわは中，稲妻型屈曲は無，わき芽の発生程度は少，節間長は20～29㎜である。葉身長は75～99㎜，葉幅は50～74㎜，基部の形は平，先端部分の形は尖，一次欠刻は0.70～0.89，二次欠刻の程度は中，欠刻底部の形は丸，葉裂片縁部の重なりは平行する，表面及び裏面の色は緑，光沢度はやや高，厚さはやや厚，たく葉の有無は全体的にある，分布状態は主に両側，形は２深裂する，大きさは中である。つぼみの形は平，花の大きさは90～109㎜，舌状花の重ねは５列以上で露芯しない，舌状花数は200～399である。管状花数は10～49，分布は集中，全長は9.0～9.9㎜である。花弁の形は舟底弁，先端の形は歯状，外花弁及び内花弁の反り方は内曲，花弁の長さは50～69㎜，幅は15.0～19.9㎜，外花弁の表面の色は明緑黄（JHS カラーチャート 2705），裏面の色は明緑黄（同2704），外花弁の角度は上向き，花の中心部の色は外弁と同色である。花たくの形は盛上がったドーム状，総ほうの大きさは30～39㎜，総ほう部から花頂部までの高さは40～49㎜，花首の長さは20～29㎜，季咲きの開花期は夏で，育成地（長野県南佐久郡佐久町）における自然開花期は７月下旬～８月上旬である。 「サマーイエロー」と比較して，わき芽の発生程度が少ないこと，外花弁の色が明緑黄色であること，花たくの形が盛上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，平成２年に育成者のほ場（長野県南佐久郡佐久町）において，「みずほ」に黄色の混合花粉を交配して得られた実生の中から選抜，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，６年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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