東海自然歩道とは?

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東海自然歩道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/06/29 12:28 UTC 版)

東海自然歩道(とうかいしぜんほどう)は、東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」までの11都府県約90市町村にまたがる長さ1,697kmの長距離自然歩道

目次

歴史

整備された道標

1969年(昭和44年)、厚生省(後に担当部局は環境省に継承)が長距離自然歩道をつくることを提案し、1970年(昭和45年)から関係自治体の協力のもとに整備が始められ、1974年(昭和49年)に完成した。

経緯

[要出典] 東海自然歩道の構想は昭和44年の年頭において厚生省の施策として発表された。 各地方のインフラ整備や都市の過密化が急激に進められ、四大公害病等の高度経済成長の影の面が顕在化してきていた当時、憩いの場としての自然を見直そうというこの構想は、国民から絶大な支持を得、以後、これを習って数々の自然歩道が整備された。

東海自然歩道の、企画・実現には当時の厚生省国立公園部(後に環境庁国立公園局)に在籍していた大井道夫の尽力によるところが大きい。 彼は、厚生省時代から環境庁設立と共に入庁した人物で、アメリカアパラチア山脈などで建設されていた自然歩道をヒントに、日本初の自然歩道である東海自然歩道を企画、実現した。 彼の、二つの国定公園を歩道で結ぶというこの企画を契機として、道中の高原や湿原峡谷等が次々と国定公園に指定された。 観光地でも山奥でもない、しかし自然の生態系が存在している場所を公園に指定したこの試みは、それまで観光地としての意味あいが強かった国定公園に保護林ネットワークとしての役割を持たせ、後の国定公園のあり方について示唆を与える事となった。

コース

通過する自治体

東京都八王子市 - 神奈川県相模原市 - 足柄上郡山北町 - 山梨県南都留郡山中湖村 - 忍野村 - 富士吉田市 - 南都留郡富士河口湖町 - 鳴沢村 - 静岡県富士宮市 - 山梨県南巨摩郡南部町 - 静岡県静岡市葵区 - 藤枝市 - 島田市 - 周智郡森町 - 浜松市 - 愛知県新城市 - 北設楽郡設楽町 - 豊田市 - 瀬戸市 - 春日井市 - 岐阜県多治見市 - 愛知県小牧市 - 犬山市 - 岐阜県 - 各務原市 - 岐阜市 - 本巣市 - 揖斐郡揖斐川町 - 不破郡垂井町 - 関ヶ原町 - 大垣市 - 養老郡養老町 - 海津市 - 三重県いなべ市 - 三重郡菰野町 - 四日市市 - 鈴鹿市 - 亀山市 - 滋賀県甲賀市 - 三重県亀山市 - 伊賀市 - 滋賀県甲賀市 - 大津市 - 京都府京都市山科区 - 滋賀県大津市 - 京都府京都市左京区 - 北区 - 右京区 - 西京区 - 大阪府高槻市 - 茨木市 - 箕面市

恵那コース

愛知県豊田市 - 岐阜県恵那市 - 瑞浪市 - 可児郡御嵩町 - 可児市 - 愛知県犬山市

山之辺コース

三重県伊賀市 - 津市 - 伊賀市 - 津市 - 奈良県宇陀郡曽爾村 - 宇陀市 - 桜井市 - 天理市 - 奈良市 - 京都府相楽郡笠置町 - 南山城村 - 和束町 - 綴喜郡宇治田原町 - 宇治市 - 滋賀県大津市

主な山

恵那コース

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山之辺コース

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関連項目

参考文献

  • ふれあいウォーク東海自然歩道 東海版 愛知・岐阜・三重スーパー絵地図ガイド ISBN 4833100762
  • 東海自然歩道 日帰りハイキング〈1〉高尾山‐奥三河 ISBN 4635500136
  • 東海自然歩道 日帰りハイキング〈2〉奥三河‐鈴鹿峠 ISBN 4635500144
  • 東海自然歩道 日帰りハイキング〈3〉箕面公園‐鈴鹿峠 ISBN 4635500152

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