東海の艶【トウカイノツヤ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10915号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東海の艶 よみ:トウカイノツヤ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東海クイン」に「文化の紅」を交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色の大輪で、切り花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さは中、色は赤紫、強さは中、中空の程度は無、側らいの発生程度は少、節間長はかなり短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色及び裏面の色は濃、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で満開時に露心、舌状花数はやや多である。管状花部の直径はやや小、管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9208)、裏面の色は赤紫(同9508)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は下向き、花の中心部の色は外弁と同色、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさは及び総ほうの大きさはやや小、花首の太さは中、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「山手紅」と比較して、外花弁の表面の色が鮮赤紫であること等で、「伊吹の花」と比較して、たく葉が小さいこと、外花弁の表面の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において、「東海クイン」に「文化の紅」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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