東日本大震災における放送関連の動き
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東日本大震災における放送関連の動き(ひがしにほんだいしんさいにおけるほうそうかんれんのうごき)では、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災における、日本国内のテレビ放送・ラジオ放送関連の動きをまとめる。
注釈
- ^ どの局でも事務フロアが棚・机の転倒で散乱し、窓ガラスの破損・天井板落下・壁の罅割れ・スプリンクラー作動等の様子が報道特番で伝えられた。特に被害が顕著なフジテレビ本社が入るFCGビルは、球体展望室の一般入場を6月初旬まで休止した。NHKスタジオパークも一部が被害を受け、予定を前倒しし3月12日から10月9日までリニューアル工事のために閉館した。
- ^ 2023年12月1日から2KのBSがNHK BSに事実上一本化されたが、2024年1月1日の令和6年能登半島地震による巨大地震・大津波警報発令時においては、旧NHK BSプレミアム〈新チャンネル移行のための告知放送〉を含め、津波警報が解除された1月2日午前1時15分ごろまで震災関連の全9(10)波全中が実施された。
- ^ 映像は日本テレビ設置の新橋駅お天気カメラの映像で、すでにS波が伝わっており、激しく揺れている様子が流れた。
- ^ このCMが在京民放局としては最後のCMとなり、以降3月12日23時55分テレビ東京系でCM送出を再開するまでの間、民放5系列からCMが消えた。
- ^ 最大震度7の情報が入る前に、第1報として気象庁から最大震度6強との情報が入電していた(その後第2報で最大震度7に修正)。
- ^ 実際に、1〜2メートル前後の津波が西日本各地でも観測されている。
- ^ 当時、大規模な災害(台風・地震など)による緊急事態を要する場合、通常であれば総合テレビとBS2の深夜放送を同時放送するのが基本であり、教育テレビとBS1、BShiなどは通常放送を行うのが基本であるが、東日本大震災は超激甚災害であったため、例外として発生直後から3月19日未明まで総合とBS1・BShi(-3月14日未明まで)、教育とBS2の組み合わせで地上波の放送をBSでも同時放送していた。
- ^ テレビ東京を除く民放4系列が1980年以降にCMを全面カットして放送した例としては、1989年1月7日の昭和天皇崩御における特別編成(局によって時間は異なるが、概ね1月7日午前5時台から1月9日未明までの約42時間)がこれまでの最長であり、本震災の報道においてはそれを上回った。なお、1995年1月17日の阪神・淡路大震災発生時にもほぼ2日間のCMを全面カットした局があったが、こちらはあくまで在阪局の一部に限ったことで、系列全体を対象としたものではなかった。
- ^ 海外向けNHKワールド・プレミアムでも国内同時放送を行い、ノンスクランブル放送は被災地各地からの生中継や関連のドキュメンタリーを中心に行った。
- ^ 3月10日は『震災から3年 明日へコンサート』(19:30 - 20:45)放送のため、休止。
- ^ 2014年3月15日0:10 - 1:05に再放送。
- ^ 当初は15:30までの予定だったが、東日本大震災三周年追悼式(於:国立劇場)中継の延長で5分拡大。このため『ソチパラリンピック』は15:40 - 16:10までとなり、春場所中継は16:15からとなった。(『テレビ体操』は休止)。
- ^ 2014年3月17日0:10 - 0:55に再放送。
- ^ 同年3月23日16:30 - 17:00に再放送。
- ^ 2016年4月1日からは金曜日も3部制での放送。
- ^ 2019年以降は編成の関係上、放送していない。
- ^ 週末は放送されないため。
- ^ 2011年4月1日 - 2014年9月26日まで出演。
- ^ 2014年9月29日 - 2016年9月30日まで出演。
- ^ 2016年10月3日から2019年3月29日まで出演。
- ^ 2019年4月1日から2021年3月26日まで出演。過去には熊本地震被災地への取材も行っていた。
- ^ 対象は青森県、岩手県、宮城県、福島県(いずれも地震と津波の被害を受けている)。また、福島県を拠点に活動するお笑いコンビ・母心も2017年まで出演していた。画面右上には「+○ あれから○年がたちました。」(○は年数を表す)のテロップが付く。
- ^ 2018年は第90回アカデミー賞取材の関係で、3月7日から9日、12日の4回放送。2022年はロシアによるウクライナ侵攻に関連して『平和を願うメッセージ〜#NoWarln UKRAINE〜』を放送したため、コーナーの放送はなかった。
- ^ 『真相報道 バンキシャ!』のメインキャスターに就任のため。その後、2022年3月31日をもって日本テレビを退社し、同志社大学ハリス理化学研究所助教に転身。ただし、退社後も「バンキシャ!」のメインキャスターおよび「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画出演は継続する。
- ^ 2018年4月、自身の不祥事により芸能界引退。
- ^ 石巻漁港と石巻駅前の商店街。
- ^ 2014年の同時期に訪問した県立高田高等学校を再び訪れている。
- ^ サポート役として「ZIP!ファミリー」(当時)の石山蓮華が同行。
- ^ a b これに伴い、通常時ネットしている『スーパーJチャンネル』金曜第1部(15:50 - 16:50)を臨時非ネットとし、第2部(福島放送・メ~テレでは16:50 - 18:15)を臨時に17:53飛び乗りに変更した。
- ^ テレビ朝日でも放送し、AbemaTVのAbemaNewsチャンネルでも配信。
- ^ AbemaTVのAbemaNewsチャンネルでも配信。
- ^ 制作局であるフジテレビでは同年3月4日14:00 - 15:00に先行放送。
- ^ 発生当日はフジテレビONE+TWO+NEXT、BSフジとともに緊急地震速報が発表された。
- ^ 朝日ニュースターは当時、朝日新聞の系列会社「衛星チャンネル」が運営していた(2012年4月1日よりテレビ朝日が運営する)。
- ^ ただし、震災以前から欠番の『ウルトラセブン』第12話は、原爆症を扱うエピソードのため、被爆星人ことスペル星人が登場する『遊星より愛をこめて』は最初から含まれていない。
- ^ 4月6日の放送のみ、同番組レギュラーの劇団ひとり、土田晃之も出演した。
- ^ 朝日放送(当時)はプロ野球中継『阪神×広島』のため、4月16日昼に遅れネットで放送された。
- ^ 3月27日放送予定だった同じ池上出演の『池上彰の世界を見に行く』は4月3日に順延して放送された。
- ^ a b 多量振込み臨時対応処理がされていなかった事が原因で、決済が大幅に滞った。影響は他の口座にも及んだ。
- ^ 2010年4月期土曜ドラマとして放送され、2011年秋には劇場公開もされた『怪物くん』の主人公。
- ^ 『音楽の日』は、2012年7月14日の18:30から21:54にも放送された。
- ^ なおBS-TBSでは同日昼「日本VS台湾」の前に行われたチャリティー試合「社会人選抜VS大学選抜」の模様を11時53分より3時間にわたり生中継した。
- ^ 6月22日は2時間特番『ペットざっくざくバラエティ ここほれワンニャン隊』放送のため休止。
- ^ 例年は7月最終土曜日に開催されるが、震災の影響により8月27日に開催が延期となった。なお、8月開催は2000年以来11年ぶりである。
- ^ 茨城放送以外はJRNにも加盟。またIBC岩手放送と東北放送のテレビネットワークはJNN系列。
- ^ 映画『ロック〜わんこの島〜』との連動企画で、お天気キャスターの長野美郷が全国各地から中継で出演した。
- ^ 当初この枠は「ロープジャンプEX」全国大会の模様を放送する予定だったが、震災の影響で中止したための代替番組として放送。番組内ではその「ロープジャンプEX」の特別大会の模様を放送した。
- ^ 2016年4月以降はこの年に発生した熊本地震被災地へ義援金の募集とともに呼びかけていた
- ^ 題字を手掛けた片岡鶴太郎は書道家でもあり、『元気一番“生”テレビ』のレギュラー出演者でもある。
- ^ 当日はTBSニュースバードでも同時放送を行う予定だった。
- ^ 3月中旬に予定されていた東日本・中日本・西日本3ブロック予選の集中編成は中止となった。
- ^ 一旦、開催が中止となった上、企画自体も無期限延期となったが、翌2012年春に「春の女王戦」として1年ぶりに開催が決定し、同年4月7・8日に放送されることが決定した。元祖!大食い王決定戦 春の女王戦:テレビ東京
- ^ 8月27日放送のスペシャル(土曜プレミアム枠)のPRも兼ねて放送。また、新潟総合テレビでは8月27日夕方に放送
- ^ BS2では3月20日放送をもって終了。
- ^ 3月13日放送休止により1週順延されたため、仮面ライダーシリーズ通算1000回(第28話)の3月27日予定も4月3日に順延。なお4月3日は1971年の第1作『仮面ライダー』放送第1話と同日であり、シリーズ開始から40周年を迎えたため、奇しくもそれと重なる形となった。なお、第1作から『BLACK RX』までは毎日放送が制作していたため(『アマゾン』まではNET系で放送していたが、腸捻転解消により『ストロンガー』からはTBS系で放送された)、テレビ朝日制作となったのは『クウガ』からである。
- ^ 次番組『仮面ライダーフォーゼ』は予定通り9月4日開始。
- ^ 『特別版』として残り3話及びダイジェストを放送。
- ^ びわ湖放送では4月21日より開始予定だったが、震災および福島第一原子力発電所事故に考慮するため予定取り下げ、放送中止となった(『BLEACH』に変更)。
- ^ 翌週4月3日は『トリコ×ワンピースコラボSP』を予定通り放送(4月10日より開始の後番組『トリコ』PR優先のため)。
- ^ 次番組『スマイルプリキュア!』は予定通り2012年2月5日開始。
- ^ a b 元々2011年3月26日の放送で終了することが決まっていたが、3月には元から「NHKのど自慢平成22年度チャンピオン大会」(3月5日)と、「絆うた」(3月19日)の特番の放送がありこの2回の休止は当初から決まっていた。そして本来再開する予定となっていた3月12日は終日震災関連ニュースに充てたために休止、さらに本来最終回として放送する予定になっていた3月26日も、急きょ「エレうた! ver0.1」が3月21日からの延期で放送されたことにより、本来の最終回を迎えることなく打ち切りとなった。このことについては3月26日の「NHKガイド」の告知でも発表され、ホームページにも記載された
- ^ 2011年3月21・22日放送予定の「鹿嶋市」編は後日追加撮影し、7月25日に「鹿島神宮」編として放送された。
- ^ 短縮に伴う未放送部分は4月25日のレギュラー版で放送された。
- ^ 10月17日より月曜19時枠へ移動(『1番ソングSHOW』開始に伴う)。
出典
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- ^ 同年1月期に放送した「歌声のチカラ」を再編集したもの。総合テレビでも2015年3月10日1:25 - 2:25に再放送。
- ^ 同年3月14日0:00 - 1:00にも再放送。
- ^ 放送前週の同年3月3日22:00 - 22:50に『ドキュメント LIVE!LOVE!SING! あたしたちにしか見えない景色がある』を放送。また、ドラマの舞台となった兵庫県(神戸)と福島県(福島)に限り未公開分を含めた100分版を3月15日13:05 - 14:45に放送。100分バージョンは2016年に劇場公開。
- ^ 5分延長したため、『大相撲春場所』中継は15:40から放送。
- ^ 同年3月19日に番組は終了した。
- ^ 3月16日10:05 - 10:50に再放送が予定されていたが、国会中継が急遽編成されたため、同年4月11日16:15 - 16:58に延期となった。
- ^ 取材対象は福島県立いわき総合高等学校演劇部。講師は劇作家の平田オリザ。番組ナレーターの吉本実憂が同校を訪問する。
- ^ 前回(2014年)放送時は井浦新が担当。
- ^ 途中13:00から5分間ニュースによる中断あり。
- ^ 『沼にハマってきいてみた』は前番組である『Rの法則』とコンセプトが異なるため、前番組のように震災関連の特集は組まず、過去に放送された特集の再放送に充てる。
- ^ 前々回(2014年)放送時は井浦新、前回(2016年)は吹石一恵が担当。
- ^ 『沼にハマってきいてみた』は前年同様セレクション放送。
- ^ BS4K同時。総合テレビでは『ブラタモリ』『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』を休止。
- ^ 『逆転人生』『ストーリーズ』は休止。
- ^ 『クローズアップ現代+』『プロフェッショナル 仕事の流儀』は休止。
- ^ 『クローズアップ現代+』『歴史秘話ヒストリア』は休止。
- ^ 『クローズアップ現代+』『世界はほしいモノであふれてる〜極上バイヤーセットリスト〜』は休止。
- ^ 当初は16:50開始予定だったが、16:50 - 16:52に関東地方の荒れた天気に関する臨時ニュースを放送したため2分繰り下げ・短縮となった。
- ^ 『ブラタモリ』『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』は休止。
- ^ 『有田Pおもてなす』は休止。
- ^ ただし、『50ボイス - 』は近畿地方では18:05 - 18:45に『こどものど自慢 in 関西』を放送したためネット返上した。
- ^ ただし、後者は近畿地方では13:50から『ラグビートップリーグ「NTTドコモ×パナソニック」』、広島県では13:05から『プロ野球オープン戦「広島×日本ハム」』をそれぞれ放送のためネット返上する(広島県については野球が雨天中止の場合は放送あり)。
- ^ 浪江町は後日、計画的避難区域に指定された。
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- ^ w-inds.からジャルジャルに変更になった。w-inds.はその後、西島隆弘からの紹介で改めて出演した。
- ^ パニックフェイスとしてはのちに特別番組として再開。
- ^ NIGHT CRUISING - テレビ大阪公式
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- 1 東日本大震災における放送関連の動きとは
- 2 東日本大震災における放送関連の動きの概要
- 3 震災発生直後からの各方面の動き
- 4 支援活動
- 5 放送中止・延期になった番組
- 6 放送内容・タイトルなどの変更
- 7 脚注
- 東日本大震災における放送関連の動きのページへのリンク