東京電燈スプレーグ式電車
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東京電燈スプレーグ式電車(とうきょうでんとうスプレーグしきでんしゃ)は、日本で最初に運転されたことで知られる電車。
- ^ ばね仕掛けで上に跳ね上がり、左右にも首振りを可能とする、先端に金属製の溝付き滑車のついた釣り竿のような形状をした装置。この滑車の溝部を架線に接し、そこから車体内の制御装置に電力を導く。
- ^ レイル No.24 p.70
- ^ a b 「明年の上野勧業博覧会場内に電気車運転をせんとす」『中外商業』明治22年3月15日(新聞集成明治編年史. 第七卷)(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鉄道ピクトリアル No.522、pp.58-59
- ^ 鉄道ピクトリアル No.522、pp.63-64
- ^ 『箱根登山鉄道のあゆみ』箱根登山鉄道、1978年、22-25頁
- ^ 三吉電機工場は藤岡市助の指導のもとに工部省の技師だった三吉正一が起こした電気機器製造工場である。京都電気鉄道には電車用電動機を製作した。その後不況により1898年9月工場を岩垂邦彦に売却(岩垂はこれをもとに日本電気を創設)し、三吉電機工場改め三吉商会にかわった。また三吉正一は1898年1月から翌年4月まで大師電気鉄道の取締役だった。寺島京一「黎明期の京浜電車」『鉄道ファン』No.67 1967年1月号
- ^ オリジナルと見られる電動機が戦後まで残っていたことから7の可能性が高い。
- ^ 『RAILFAN』No.51、591頁、No.148、16頁
- 1 東京電燈スプレーグ式電車とは
- 2 東京電燈スプレーグ式電車の概要
- 3 運用
- 4 脚注
固有名詞の分類
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