セゾングループ
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セゾングループ(英語: Saison Group)は、かつて存在した流通系の企業グループ。西武グループの流通部門を母体とし、西武百貨店や西友、クレディセゾンなどを中核とした流通グループであり、堤清二が代表を務めた。かつて小売業として日本有数の規模の売り上げを誇った。グループ名の「セゾン」は、フランス語で「季節」を意味する[1]。
注
- ^ ひとつの理由として、緑屋を傘下に納めて金融業に進出するにあたり、クレジットカードに西武の名があると系列外での使用に制約がかかるという事情もあった。(本注釈は、辻井喬『叙情と闘争 辻井喬+堤清二回顧録』<中公文庫>、Kindle版 位置No.2825-による)
- ^ 但し、1988年の優勝時は当時の昭和天皇が闘病中であったことに配慮し、優勝セールは行わなかった[3]。
- ^ 西友ファイナンス自体はキャッシュカードを発行しない。
- ^ セゾンとは別だが西武鉄道グループなどが出資したFMラジオ局NACK5(J-WAVE同様、開局は1988年)もある。またセゾンは、TOKYO FMとの共同で渋谷にスタジオを設けた。
出典
- ^ ブランドに込めた想い(クレディセゾン)
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.394
- ^ 泉谷由梨子 (2016年8月8日). “「自粛ムード」で笑いも消えた。昭和天皇の健康が悪化した1988年”. ハフポスト. 2022年8月28日閲覧。
- ^ 知を「商品化」してニューアカブームは生まれた (3ページ目):日経ビジネス電子版
- ^ 『セゾンからそごうへ 和田繁明の闘い』
- ^ 第三者割当増資による新株式発行等に関するお知らせ(ミレニアムリテイリング 2014年6月15日)
- ^ ミレニアムリテイリングとセブン&アイHLDGS.事業提携ならびに今後の経営統合に関するお知らせ(2005年12月26日 セブン&アイ・ホールディングス)
- ^ KKRと楽天、ウォルマートから西友株式取得完了 新株主は大久保恒夫のCEO就任を承認(西友 2021年03月01日)
- ^ “株式会社西友との提携サービス終了について”. クレディセゾン (2022年1月12日). 2022年1月15日閲覧。
- ^ 良品計画第41期[[有価証券報告書]] 25ページ
- ^ 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』p.416 - 418
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.86 - 87
- ^ a b c d 「関係会社の状況」『株式会社セブン&アイ・ホールディングス S1004SZJ:有価証券報告書 ‐ 第10期』
- ^ Company(株式会社ロフト)
- ^ 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』p.416
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 上巻』p.88 - 89
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 上巻』p.447 - 448
- ^ a b 会社概要(株式会社そごう・西武)
- ^ 2021年3月期西武ホールディングス 有価証券報告書12
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.435 - 436
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.525
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.531
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.193
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.194
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.239
- ^ a b 「関係会社の状況」『株式会社クレディセゾン S10057PB:有価証券報告書 ‐ 第65期』
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.208
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.210
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.59
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.317
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.320
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p,327
- ^ a b c 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.159
- ^ 「関係会社の状況」『損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社 S10056EF:有価証券報告書 ‐ 第5期』
- ^ 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』p.609
- ^ “セゾン証券、カード会員に注力するインターネット取引を4月25日から開始セゾンカード会員の最低手数料は800円”. INTERNET Watch. (2000年3月17日) 2015年9月24日閲覧。
- ^ “子会社との合併に関するお知らせ”. マネックス証券株式会社. (2001年4月18日) 2015年8月27日閲覧。
- ^ a b 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.57
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.624
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.58
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.116
- ^ 「大看板「ホテル高輪」閉鎖を決定した東海観光の内情」、『経済界』31(16)、1996年8月6日、pp. 60-62
- ^ 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』p.556 - 557
- ^ “アゴーラ再建の勝算は?浅生CEOに聞く ホテル再生の案件は多い、買収を続ける”. 東洋経済オンライン. (2013年11月22日) 2015年9月6日閲覧。
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.112 - 114
- ^ 『セゾンの歴史 上巻 変革のダイナミズム』p.197 - 199
- ^ 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』p.575
- ^ 八ヶ岳高原海ノ口自然郷(八ヶ岳高原ロッジ)
- ^ 「大株主の状況」『東京テアトル株式会社 S1005BK2:有価証券報告書 ‐ 第99期』
- ^ a b 沿革 ジョイアスフーズ
- ^ “企業概要”. 株式会社ジョイアス・フーズ 2015年8月27日閲覧。
- ^ 海外進出 プルムウォン
- ^ 『株式会社ジョイアス・フーズの株式取得(子会社化)に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社日清製粉グループ本社、2015年12月22日 。2015年12月23日閲覧。
- ^ “日清製粉グループ、ジョイアス・フーズを子会社化 中食・惣菜事業強化へ”. M&A Times. (2015年12月22日) 2015年12月23日閲覧。
- ^ “セゾン文化財団について”. 公益財団法人セゾン文化財団 2015年8月31日閲覧。
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.217
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.218
- ^ 法人賛助会員(セゾン文化財団)
- ^ 『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』p.221
- ^ 『セゾン文化は何を夢みた』p.192
- ^ “森の中の美術館”Google Arts & Culutre(作成 : セゾン現代美術館)
- ^ 沿革・役員(セゾン現代美術館)
- 1 セゾングループとは
- 2 セゾングループの概要
- 3 概要
- 4 歴史
- 5 セゾングループ企業・団体一覧
- 6 脚注
東京シティファイナンス
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「セゾングループ」の記事における「東京シティファイナンス」の解説
西友子会社のノンバンク。1982年、西友ファイナンスとして設立。当初は西友のハウスカード発行を主業とするが、グループ内のカード業務は西武クレジットに集中させることとなったため、共管しない部門へ進出。法人融資事業、提携企業社員に対する融資事業、及びキャッシュディスペンサー(CD)を立石電機と共に開発。それを「SEIYUキャッシュポイント」と命名したCDコーナーに設置。CDを各カード会社に開放した上で、手数料を徴収するフィービジネスを主な事業とした。1989年には西武百貨店の子会社であった旧:東京シティファイナンス、さらに日本社員融資と合併。新社である東京シティファイナンスが発足する。初代社長以外の歴代社長は第一勧銀(DKB)出身者が占め、実質的には西友の管理は弱く、DKB色が強かった。
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