李崇勇とは? わかりやすく解説

李崇勇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 06:18 UTC 版)

李 崇勇
Lee Sung-Yong
SSGランダース 監督 #71
基本情報
国籍  大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1971-03-10) 1971年3月10日(52歳)
身長
体重
185 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手外野手
プロ入り 1994年 2次ドラフト1巡目
初出場 1994年
最終出場 2011年9月18日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
指導歴

李 崇勇イ・スンヨンハングル이숭용1971年3月10日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手内野手外野手)。

経歴

大学時代は、国際大会に出場するなど、大学ナンバーワン一塁手として評価され、1994年太平洋ドルフィンズに入団。

チームには主軸の金敬起(キム・ギョンキ)が一塁手のため、以後左翼手右翼手として出場することに[1]

親会社が変わりチーム名が現代ユニコーンズへと変わった1996年から活躍が目立ち始める。同年に100試合に出場し規定打席に到達すると、翌1997年には打率.311を残しプロ入り初の3割打率を記録。

2000年シーズン中に一塁手で活躍した金敬起がSKワイバーンズへ移籍すると一塁へコンバート。その年からこれといった怪我もなく、毎年打率3割前後という安定した成績と勝負強い中距離打者として活躍。守備面でも失策が少なく攻守の要となりチームを代表する選手へと成長した。

彼の人柄と野球への真面目な姿勢から、チーム内で自然とリーダーと呼ばれるようになる。2003年からは事実上のリーダーとなり、チームにとってなくてはならない存在に。

現代解散後、2008年から他の多くの選手とともにヒーローズへ移籍しても、人望厚く主将を任されていた。

2011年シーズン限りで現役を引退することになり、9月18日にネクセンの本拠地・木洞野球場で引退試合が行われた。同年には韓国プロ野球史上6人目となる通算2000試合出場も達成した。

2012年より日本のプロ野球チームでコーチ研修を受ける話もあったが、韓国のケーブルテレビ局XTMの野球解説者になった。

2014年よりプロ野球新球団KTウィズの打撃コーチに就任。

2018年10月18日、KTの団長に就任しフロント入りし2021年まで務めた。

2024年よりSSGランダースの監督に就任する[2]

詳細情報

年度別打撃成績

年度 チーム 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率
1994 太平洋 84 210 27 48 19 1 3 16 3 7 28 4 36 5 0 0.229 0.371 0.328
1995 83 267 37 68 16 4 11 45 5 5 25 3 44 5 2 0.255 0.468 0.321
1996 現代 124 371 45 104 18 4 12 47 5 4 60 7 51 4 1 0.280 0.447 0.389
1997 121 341 41 106 28 3 9 61 3 10 62 6 39 4 1 0.311 0.490 0.419
1998 107 363 39 101 26 1 10 45 6 6 31 12 72 5 1 0.278 0.438 0.351
1999 109 307 43 81 12 2 14 39 2 2 46 12 52 7 0 0.264 0.453 0.380
2000 104 281 49 80 14 0 15 50 2 2 35 7 49 9 7 0.285 0.495 0.377
2001 124 430 53 129 29 1 10 64 4 10 47 9 47 5 6 0.300 0.442 0.378
2002 125 422 63 120 18 2 19 76 7 6 40 12 54 11 5 0.284 0.472 0.361
2003 133 511 70 150 25 0 18 76 4 11 47 4 69 10 2 0.294 0.448 0.355
2004 133 468 60 137 29 0 9 85 0 10 58 13 87 17 1 0.293 0.412 0.382
2005 105 330 45 83 13 0 14 55 1 5 46 9 50 10 6 0.252 0.418 0.357
2006 119 370 44 106 12 0 7 43 3 15 59 5 45 11 4 0.286 0.376 0.389
2007 95 299 39 90 19 1 2 34 2 8 42 2 33 7 7 0.301 0.391 0.390
2008 ネクセン 109 333 37 90 10 0 3 27 1 1 39 2 38 8 5 0.270 0.327 0.349
2009 114 362 47 107 20 3 4 52 8 10 48 39 44 7 3 0.296 0.401 0.376
2010 124 328 37 90 15 0 2 30 5 - 36 3 37 7 4 0.274 0.338 0.350
2011 88 146 7 37 7 0 0 12 1 7 1 1 18 4 2 0.253 0.301 0.337
通算 18シーズン 2001 6139 783 1727 330 22 162 857 62 119 750 150 865 125 57 0.281 0.421 0.369
  • 太平洋(太平洋ドルフィンズ)は、1996年に現代(現代ドルフィンズ)に球団名を変更
  • ヒーローズは、2010年にネクセン(ネクセン・ヒーローズ)に球団名を変更

背番号

  • 10 (1994年 - 2011年)
  • 71 (2014年 - 2018年、2024年 - )

脚注


李崇勇(イ・スンヨン、2008-2011)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:52 UTC 版)

キウム・ヒーローズ」の記事における「李崇勇(イ・スンヨン、2008-2011)」の解説

太平洋ドルフィンズ時代からの最後生き残り選手だった。他球団一塁手比較する長打力不足だがそれを堅実な打撃補い確かな守備技術とを武器久しく攻守両面チーム支えた。自らの身体の衰え悟りチーム事情考慮し2011年限り現役引退2012年より野球解説者として活動2014年よりKTコーチ就任

※この「李崇勇(イ・スンヨン、2008-2011)」の解説は、「キウム・ヒーローズ」の解説の一部です。
「李崇勇(イ・スンヨン、2008-2011)」を含む「キウム・ヒーローズ」の記事については、「キウム・ヒーローズ」の概要を参照ください。

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