杉沢比山とは? わかりやすく解説

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杉沢比山

名称: 杉沢比山
ふりがな すぎさわひやま
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 杉沢比山保存会
指定年月日 1978.05.22(昭和53.05.22)
都道府県(列記): 山形県
市区町村(列記): 飽海郡遊佐町大字杉沢
代表都道府県 山形県
備考
解説文:  杉沢鎮座する熊野神社祭礼中心として演じられる山伏神楽系の一種である。東北地方山岳部に近いところでは、かつて山伏修験徒によって演じられていた神楽伝えられてきており、この神楽太平洋側では山伏神楽呼び日本海側では番楽称しているが、鳥海山麓に伝承されているものはヒヤマ名付けられている。杉沢比山の比山という名は、鳥海山由来するものらしく、鳥海山火山であるところからヒヤマ呼んだとか、あるいは、月山に対して鳥海山日山といったところから出たとする諸説がある。いずれにせよ鳥海山霊山とした山伏修験徒によって伝えられてきた芸能である。
 熊野神社境内かけられ三方吹きぬけの舞台で演じられ大太鼓・笛・銅拍子囃子に、謡につれて舞う。演目には「番楽」「みかぐら」「翁」「三番叟」「景政」「折」など十四番がある。その芸態には能楽大成前のいろいろな芸能要素含んでおり、芸能史きわめて注目すべきものの一つである。

杉沢比山

名称: 杉沢比山
ふりがな すぎさわひやま
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 杉沢比山保存会
選択年月日 1971.04.21(昭和46.04.21)
都道府県(列記): 山形県
市区町村(列記): 飽海郡遊佐町杉沢
代表都道府県 山形県
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  杉沢鎮座する熊野神社祭礼中心として演じられる山伏神楽系の一種である。東北地方山岳部に近いところでは、かつて山伏修験徒によって演じられていた神楽伝えられてきており、この神楽太平洋側では山伏神楽呼び日本海側では番楽称しているが、鳥海山麓に伝承されているものはヒヤマ名付けられている。杉沢比山の比山という名は、鳥海山由来するものらしく、鳥海山火山であるところからヒヤマ呼んだとか、あるいは、月山に対して鳥海山日山といったところから出たとする諸説がある。いずれにせよ鳥海山霊山とした山伏修験徒によって伝えられてきた芸能である。
 熊野神社境内かけられ三方吹きぬけの舞台で演じられ大太鼓・笛・銅拍子囃子に、謡につれて舞う。演目には「番楽」「みかぐら」「翁」「三番叟」「景政」「折」など十四番がある。その芸態には能楽大成前のいろいろな芸能要素含んでおり、芸能史きわめて注目すべきものの一つである。
民俗芸能のほかの用語一覧
神楽:  早池峰神楽  本川神楽  本海番楽  杉沢比山  松前神楽  根子番楽  椎葉の神楽



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