朴春琴とは? わかりやすく解説

朴春琴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 15:30 UTC 版)

朴 春琴(パク チュングム、ぼく しゅんきん、朝鮮語: 박춘금1891年4月17日[1] - 1973年3月31日[2])は、朝鮮人政治家戦前日本帝国議会で初の朝鮮人代議士となった。


注釈

  1. ^ 韓国併合1年後の1911年原敬はすでに朝鮮人の帝国議会参加を検討しており、井上角五郎と協議している。実現には至らなかったが、原の意志は第2代朝鮮総督長谷川好道にひきつがれた[5]
  2. ^ 桝添要一の父桝添弥次郎の若松市(現、北九州市)市会議員の選挙ポスターには候補者名に片仮名とハングルのルビがふってあったし、社会大衆党の代議士亀井貫一郎の選挙用名刺にも平仮名とハングルのルビがふられていた[6]
  3. ^ 創氏改名」のうち、一家の氏を一致させる「創氏」は義務であり、「改名」は個人の権利であった。

出典

  1. ^ 衆議院『第七十一回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1937年、2頁。
  2. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』568頁。
  3. ^ "밀양 영남루 마당에 '친일파 박춘금 단죄비' 세워야"” (朝鮮語). 오마이뉴스 (2021年10月21日). 2023年3月16日閲覧。
  4. ^ a b c 松木(2011)pp.247-249
  5. ^ 『日韓併合の真実』(2011)pp.74-76
  6. ^ a b c 有馬(2002)pp.22-24
  7. ^ 『朝日新聞』1942年5月3日朝刊3面。
  8. ^ 黄(1998)p.56
  9. ^ 『朝日新聞』1951年6月19日朝刊1面。
  10. ^ 黄(1998)p.62
  11. ^ 朝日新聞1973年4月5日 東京朝刊23面
  12. ^ [1]」官報号外
  13. ^ [2]」公文雑纂・昭和十年・第三十一巻・帝国議会六・質問答弁


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