末子相続とは? わかりやすく解説

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ばっし‐そうぞく〔‐サウゾク〕【末子相続】

読み方:ばっしそうぞく

まっしそうぞく(末子相続)


まっし‐そうぞく〔‐サウゾク〕【末子相続】

読み方:まっしそうぞく

末子単独財産地位相続すること。西日本の農漁村中央アジア・モンゴルの遊牧民などにみられるばっしそうぞく


末子相続

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/21 03:52 UTC 版)

末子相続(まっしそうぞく、ばっしそうぞく)は、最後に生まれた子供(末子)が財産や家督相続する制度。対義語は長子相続


注釈

  1. ^ 例としてチンギス・ハーンは長子であったが自身も含め同胞が誰も成人・独立しないうちに父が殺されたため家全体を相続した。
  2. ^ また、現在は王朝交代論自体が疑問視されている。鈴木正信『日本古代氏族研究叢書 大神氏の研究』雄山閣、2014年参照。
  3. ^ 諏訪地方の事例については、中川善之助及川宏らによる研究がある。一例として、中川『民法風土記 「法の現場」を歩く』、講談社学術文庫、2001年、及川『同族組織と村落生活』、未來社、1967年、など。

出典

  1. ^ 太田亮『日本上代に於ける社会組織の研究』、磯部甲陽堂、1929年。
  2. ^ 紀州雑賀崎の事例について、川崎恵璋「末子相続と村落の構造」、『龍谷大学論集』第374号、1963年、を参照。
  3. ^ 長崎県鹿児島県での事例については、内藤莞爾『西南九州の末子相続』御茶の水書房、1977年、を参照。
  4. ^ 速水融『歴史人口学で見た日本』文藝春秋・新書。


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