木版印刷とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 出版 > 印刷 > 木版印刷の意味・解説 

もくはん‐いんさつ【木版印刷】

読み方:もくはんいんさつ

木の板目または木口(こぐち)の面に図画文字などを彫刻して版を作り、これにインキ塗布して紙をのせ、紙背からこすって印刷すること。また、その印刷物


木版印刷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 03:07 UTC 版)

木版印刷(もくはんいんさつ)は、印刷技法の一つである。


  1. ^ 藤井 1991 第5章
  2. ^ 鈴木敏夫 1980 pp29 - 33
  3. ^ 銭存訓 第6章
  4. ^ 高橋智 2007
  5. ^ 米山 pp159-160:明の「太祖は洪武15年 (1382年) 国子監を設立し。そこに元の西湖書院に伝えた宋・元時代の旧刻を利用し、補修を施して印刷を行った。それがいわゆる宋刊明修・元刊明修と称される」
  6. ^ 長沢規矩也 1960 pp20
  7. ^ 藤枝晃 1971 pp257-259
  8. ^ カーター第19章 - 21章、および銭存訓 2007 第8章
  9. ^ ディジタル貴重書展 和漢書の部 第1章 書物の歴史を辿って - 国立国会図書館
  10. ^ 藤枝晃 1971 pp220-223:木印で捺したもので、ばれんで摺るという過程がないから木版印刷とはいえないという説を述べている。
  11. ^ 千惠鳳 1984: 「世界で最も古い伝存本が慶州仏国寺の釈迦塔からでてきた無垢浄光大陀羅尼経である。景徳王10年 (751年) 頃に刊行された、小形の木版本で、文字そのものと、刻み紙などは、いとも古拙でありながらも、その印刷は精巧な方である。」
  12. ^ 銭存訓 2007 第5章「もともと中国で印刷された経巻の一部で、その寺院建造の時に朝鮮にもたらして慶典の用に供したと信じさせる多くの理由がある。」
  13. ^ 朝鮮日報 2007年3月9日:『無垢浄光大陀羅尼経』については、同時に発見された『太平四年三月仏国寺無垢浄光塔重修記』が2007年に解読された結果、1024年、石塔修理の際に納入された可能性が指摘された。【スクープ】韓国木版印刷物は世界最古じゃなかった!?参照。
  14. ^ British Library Online Gallery "Diamond Sutra" で閲覧できる
  15. ^ 大木康 2004 「はじめに」と第1章
  16. ^ 川瀬 2001 p48
  17. ^ 川瀬 2001 p54
  18. ^ 藤井 1991 第2部 2
  19. ^ 藤井 1991 第2部 4-5
  20. ^ 川瀬 2001 三 - (八) 江戸時代の出版文化―古活字版
  21. ^ 鈴木 1980
  22. ^ ただし、『学問のすゝめ』の初版の本文は金属製の彫刻活字による活版印刷とする説もある「『学問のすゝめ』と『学問ノスヽメ』の活字各種について」を参照。


「木版印刷」の続きの解説一覧

「木版印刷」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



木版印刷と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「木版印刷」の関連用語

木版印刷のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



木版印刷のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの木版印刷 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS