木曽川用水とは? わかりやすく解説

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木曽川用水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/29 04:47 UTC 版)

木曽川用水(きそがわようすい)は、愛知用水三重用水と並び中京圏の水需要の確保のために独立行政法人水資源機構が建設した用水路である。




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木曽川用水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:21 UTC 版)

上麻生ダム」の記事における「木曽川用水」の解説

飛騨川水量が豊富であり、水力発電開発には好適であったしかしかんがいについては峡谷深すぎて取水ができずほぼ手付かずとなっていた。だが戦後食糧不足解消するためのかんがい事業飛騨川においてもようやく行われ川辺用水森山用水米田用水建設され600ヘクタールが潤されたが、急激な農地拡大には対応できなかった。また中京圏工業商業発展上水道工業用水道需要増大招きこうした水資源開発必要性論じられていた。 木曽特定地域総合開発計画によって愛知用水建設され知多半島供給されるようになった後、農林省は木曽川用水の建設1964年昭和39年)に計画木曽川上流部下流部の二区域分けて広域農地かんがい用水供給する構想としたが1965年昭和40年)、水資源開発促進法による水資源開発水系木曽川水系指定されたことで事業水資源開発公団継承以後公団事業施工した。 公団は木曽川用水上流部水源として益田郡金山町岩屋ダム馬瀬川)を建設、そこから放流され下流受益地送水するための調整池として上麻生ダム貯水池選定中部電力との協議により発電影響及ぼさない範囲での利用許可取り付け貯水池右岸JR高山本線側)に2門のゲートを持つ取水口白川取水口)を1974年昭和49年3月完成させた。ここから最大毎秒9.54立方メートル取水し、延長9.9キロメートル白川導水路経て美濃加茂市蜂屋調整池加茂郡八百津町にある上飯田調整池再度貯水されたあと用水路によって各所送られる。 この木曽川用水によって美濃加茂市関市加茂郡七宗町川辺町八百津町坂祝町富加町)の農地3,533ヘクタールかんがい用水上水道補給。また電気機器精密機器工場などが進出した美濃加茂市などの工業団地工業用水供給する上麻生ダムはこうした木曽川水系水資源供給にも一役買っているが、こうした発電専用ダム利用して用水路取水を行う例は比較多く木曽川水系でも愛知用水関西電力兼山ダム木曽川可児市)、東濃用水関西電力落合ダム木曽川中津川市)が同じ方法を採っている。

※この「木曽川用水」の解説は、「上麻生ダム」の解説の一部です。
「木曽川用水」を含む「上麻生ダム」の記事については、「上麻生ダム」の概要を参照ください。

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