朝吹三吉とは? わかりやすく解説

朝吹三吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 01:11 UTC 版)

朝吹 三吉(あさぶき さんきち、1914年2月7日 - 2001年2月3日)は、日本フランス文学者翻訳家

生涯

実業家朝吹常吉の三男として東京府(現・東京都)に生まれる。 慶應義塾幼稚舎から普通部を経て慶大予科を一年修了で中退後、1933年フランスに渡る。パリ16区の名門リセ・ジャンソン・ド・サイイ、パリ大学に学び、1939年帰国。

1946年、慶應義塾大学文学部フランス文学科専任講師となり、のち同大学法学部教授。1979年定年退職。その間、ユネスコパリ本部文化局次長を六年余り務めた。ジャン・ジュネ『泥棒日記』のほか、妹・朝吹登水子との共訳によるシモーヌ・ド・ボーヴォワールの翻訳で知られる。

親族

著作

  • 『文集 朝吹三吉』(新潮社) 1994 ※非売品

翻訳

シモーヌ・ド・ボーヴォワール

  • 『レ・マンダラン』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、新潮社) 1966
  • 『美しい映像』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、朝吹登水子共訳、人文書院) 1967
  • 『女性と知的創造』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、朝吹登水子共訳、人文書院) 1967
  • 『老い』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、人文書院) 1972
  • 『決算のとき』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、二宮フサ共訳、紀伊国屋書店) 1973 - 1974
  • 『ボーヴォワール - 自身を語る』(朝吹登水子共訳、人文書院) 1980
  • 『青春の挫折』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、朝吹登水子共訳、人文書院) 1981
  • 『別れの儀式』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール、人文書院) 1984

評伝

脚注

  1. ^ a b 【ビジネスマンがホ・オポノポノを活用する理由】 第1回:広告代理店ストーンウェル株式会社 代表取締役社長 朝吹 剛さんホ・オポノポノ公式サイト、2018/09/05
  2. ^ (社)海外広報協会日本プロファィル研究所
  3. ^ a b 池田眞理「(社)海外広報協会における日本関連情報の英語による海外提供」『情報管理』第37巻第6号、国立研究開発法人 科学技術振興機構、1994年、479-488頁、doi:10.1241/johokanri.37.479ISSN 0021-7298NAID 130000074798 
  4. ^ Japan Information NetworkJapan Information Network
  5. ^ 映像による対外発信の現状平成18年9月4日総務省情報通信政策局




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