月澹荘綺譚とは? わかりやすく解説

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月澹荘綺譚

作者三島由紀夫

収載図書三島由紀夫短篇全集
出版社新潮社
刊行年月1987.11

収載図書三島由紀夫集―文豪ミステリ傑作選
出版社河出書房新社
刊行年月1998.8
シリーズ名河出文庫

収載図書決定版 三島由紀夫全集 20 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.7

収載図書岬にての物語 20改版
出版社新潮社
刊行年月2005.12
シリーズ名新潮文庫

収載図書三島由紀夫雛の宿文豪怪談傑作選
出版社筑摩書房
刊行年月2007.9
シリーズ名ちくま文庫


月澹荘綺譚

読み方:ゲッタンソウキタン(gettansoukitan)

作者 三島由紀夫

初出 昭和40年

ジャンル 小説


月澹荘綺譚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 06:45 UTC 版)

月澹荘綺譚』(げったんそうきたん)は、三島由紀夫短編小説。三島がいくつか書いた怪談系統の作品の中の一つとしてみなされることもある[1]伊豆半島の岬にかつてあった月澹荘という別荘をめぐる40年前の奇怪な物語。夏の岬の自然を背景に、「見つめる目と愛の不能」、「意識と行為の絶対的な溝」という主題を描いている[2]


  1. ^ 東雅夫「幽界(ゾルレン)と顕界(ザイン)と」(怪談傑作選 2007, pp. 375–382)
  2. ^ a b 渡辺広士「解説」(岬・文庫 1978, pp. 325–330)
  3. ^ 井上隆史「作品目録――昭和40年」(42巻 2005, pp. 438–440)
  4. ^ a b c d 柳瀬善治「月澹荘綺譚」(事典 2000, pp. 112–114)
  5. ^ a b 山中剛史「著書目録――目次」(42巻 2005, pp. 540–561)
  6. ^ 田中美代子「解題――月澹荘綺譚」(20巻 2002, p. 802)
  7. ^ a b 「あとがき」(『三熊野詣新潮社、1965年7月)。33巻 2003, pp. 472–473に所収
  8. ^ 「あとがき」(『目――ある芸術断想集英社、1965年8月)。芸術断想 1995, pp. 99–101、33巻 2003, pp. 488–489
  9. ^ 山本健吉「文芸時評」(読売新聞 1965年12月25日号)。山本時評 1969, p. 332に所収。旧事典 1976, p. 139、事典 2000, p. 113
  10. ^ a b 江藤淳「文芸時評」(朝日新聞 1964年12月23日号)。江藤 1989, pp. 244–247に所収。旧事典 1976, p. 139、事典 2000, p. 113
  11. ^ 磯田光一「『三熊野詣』書評」(日本読書新聞 1965年9月20日号)。『磯田光一著作集1』(小沢書店、1990年6月)所収。事典 2000, p. 113
  12. ^ 柳瀬 1996事典 2000, pp. 113–114




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