統計学用語辞典 |
最尤法
一致性,有効性,十分性を満たす最適推定量は,最尤法 により求めることができる。
母数が θ である母集団 f ( x | θ ) から,n 個の標本 X1,X2,... ,Xn が抽出されたとする。
このとき,確率密度は(1)式で表せる。
……(1)今までは,母数 θ を持つ母集団から抽出された一つの確率変数 x が X という実現値をとるとして,f ( x | θ ) を x の関数と見てきたが,x が固定されていると考えれば (1)式は θ の関数とみなすこともできる。
このとき,フィッシャーは(1)式を 尤度関数 と呼び,(2)式で定義される θ の取りうる種々の値に対する L を θ の 尤度 と定義した。
……(2)最尤法とは,X1,X2,...,Xn を固定した場合に θ の尤度が最大になるように 最尤推定量
を求めることである。最尤推定量は(2)式を θ で微分すれば求めることができる。 しかし,実際の計算では L の対数をとった(3)式を用いる方が便利である。 L の最大値を与える
を求めることは,(3)式の最大値を与える
を求めることと同じである。
……(3)なお,(2)式の θ の最尤推定量を
とおくと,
は,n → ∞ のとき漸近的に正規分布
に従う。ただし,I(θ) はフィッシャー情報量である。生物学用語辞典 |
最尤法
分子系統樹を作成する手法の一つで、系統樹ごとに塩基やアミノ酸の置換確率を計算し、確率的な可能性が最も高くなるような系統樹を作成する方法。
ウィキペディア |
最尤法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/01 15:46 UTC 版)
最尤法(さいゆうほう、Maximum likelihood estimation略してMLEともいう)は、統計学において、与えられたデータからそれが従う確率分布の母数について推測するためによく用いられる方法で、尤度の概念を利用するものである。この方法はロナルド・フィッシャーが1912年から1922年にかけて開発したものである。
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