最小全域木とは? わかりやすく解説

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最小全域木

読み方さいしょうぜんいきぎ
【英】:minimum spanning tree

連結グラフの辺に長さ定義されているとき, すべての頂点を含む木で辺の長さの和が最小のものを, そのグラフの最小全域木という. 特に頂点平面(または一般次元空間)に固定され, 辺の長さ両端頂点ユークリッド距離与えられ完全グラフの最小全域木はユークリッド距離最小全域木と呼ばれる. これはドロネーグラフの部分グラフである.

「OR事典」の他の用語
計算幾何:  実行可能多面体  幾何グラフ  最大空円  最小全域木  最小包含円  最近傍グラフ  最近点対

最小全域木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/16 12:19 UTC 版)

全域木」の記事における「最小全域木」の解説

各辺に重みコスト)がある場合最小総和コスト構成される全域木を最小全域木という。 クラスカル法 - 単純な貪欲法計算量は O ( E log ⁡ E ) {\displaystyle O(E\log {E})} 。 プリム法 - 貪欲法だが計算量は O ( E + V log ⁡ V ) {\displaystyle O(E+V\log {V})} 。辺の数頂点比べて分大きいときは O ( E ) {\displaystyle O(E)} と見なせる。 辺の重み均一場合幅優先探索で O ( E ) {\displaystyle O(E)} で求まる

※この「最小全域木」の解説は、「全域木」の解説の一部です。
「最小全域木」を含む「全域木」の記事については、「全域木」の概要を参照ください。

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