暴走機関車とは? わかりやすく解説

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暴走機関車

原題:Runaway Train
製作国:アメリカ
製作年:1985
配給:松竹富士配給
スタッフ
監督:Andrei Konchalovsky アンドレイ・コンチャロフスキー
製作:Menahem Golan メナヘム・ゴーラン

Yoram Globus ヨーラム・グローブス
製作総指揮:Robert A. Goldston ロバート・A・ゴールドストン
アソシエイト・プロデューサー:Mati Raz 
原作:黒澤明 クロサワアキラ
脚本:Djordje Milicevic ドルジェ・ミリセヴィック

Paul Zindel ポール・ジンデル

Edward Bunker エドワード・バンカー
撮影:Alan Hume アラン・ヒューム
音楽:Trevor Jones トレヴァー・ジョーンズ
美術:Stephen Marsh スティーブン・マーシュ
編集:Henry Richardson ヘンリー・リチャードソン
字幕:戸田奈津子 トダナツコ
キャスト(役名
Jon Voight ジョン・ヴォイト (Manny
Eric Roberts エリック・ロバーツ (Buck
Rebecca DeMornay レベッカ・デモーネイ (Sara
Kyle T. Heffner カイル・T・ヘフナー (Frank Barstow)
John P. Ryan ジョン・P・ライアン (Ranken)
T. K. Carter  (Dave Prince
Kenneth McMillan ケネス・マクミラン (Eddie
解説
機関士ぬきで暴走する4連ディーゼル乗り合わせた脱獄囚2人女性乗務員の焦繰と彼らを取りまく人々との葛藤ドラマ。製作はメナハム・ゴランとヨラム・グローバス。エグゼクティヴ・プロデューサーロバート・A・ゴールドストン66年黒澤明企画・脚本化したものを基に「マリアの恋人」のアンドレイ・コンチャロフスキー監督ドルジェ・ミリセヴィックポール・ジンデルエドワード・バンカー脚本担当撮影アラン・ヒューム音楽トレヴァー・ジョーンズ編集ヘンリー・リチャードソンプロダクション・デザイナーはスティーヴ・マーシュが担当出演ジョン・ヴォイトエリック・ロバーツレベッカ・デモーネイほか。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
真冬アラスカ、ストーンヘヴンの重犯罪者刑務所ランキン所長ジョン・P・ライアン)の怒り買って3年間も独房入れられていたマニージョン・ヴォイト)が訴訟に勝ち、独房を出ることになり、所内騒然となっていた。15歳の娘をレイプした罪で服役中若者バックエリック・ロバーツ)は、大はしゃぎで、独房生き抜いてきたマニー英雄のようにあがめている。刑務所内のボクシング大会でランキン放った殺し屋危うく刺されそうになるマニーマニーランキン対す憎しみつのった最大復讐脱獄することだと悟った彼は、洗濯物集めの役をしているバック協力で見事脱獄成功する。しかし、バック同行したいと訴え出し予想反して脱獄の旅は2人共ということになった吹雪原野どこまでも歩き、やがて鉄道操車場辿り着いた。そこで巨大な4連ディーゼル見つけたマニーは引きよせられかのように、その列車乗り込んだ。が、発車同時に先頭機関車では初老機関士心臓発作車外転落し機関車運転手のいないまま、速力をあげ出した操車場からの知らせで、鉄道管制指令室はあわてふためき、バーストウ主任カイル・T・ヘフナー)は頭をかかえた。そんな状態にあるとは知らないマニーバックは、別の貨物列車突っこんだ衝撃で、はじめてことの重大さに気づいた。指令室にはマクドナルド局長ケネス・マクミラン)も駈けつけ事故最小限とどめるため、周囲指示与えた、そんな頃、うたたねしていた間にこんな事態に陥って驚く女性乗務員サラレベッカ・デモーネイ)が機関車から汽笛発したので機関車人間乗っていることを知るマクドナルドら。鉄道に詳しいサラは、先頭機関車流線型車体通路がなく、運転席まで行くのは不可能だと、マニーらに語った一方ヘリコプターマニー行方追っていたランキンは、鉄道管制指令室に行き、暴走機関車に乗っているのがマニーらであることを確認した。バーストウたちは、手段を見つけることができなくていらだち局長人命犠牲にしてまで機関車側線導き脱線させることを命じた自分の手マニー始末しようと、執念の鬼と化したランキンは、再びヘリ乗り機関車追跡した先頭機関車乗ろうとして果たせ戻って来たバックに「いくじなし」とののしるマニー凶暴性をむき出しにするマニーに「あんたは動物よ」と叫ぶサラ英雄だと思っていたマニー失望するバック。やがてサラは、機関車が、指令室から見捨てられ古い側線移されたことを告げた。その側線行き止りとなっているのだ。マニー連結器伝わり血まみれになって先頭機関車向かった。そこヘランキンがヘリから飛び乗って来た。マニー一瞬早く消火器をつかむとその液でランキン無抵抗にして捕える車内ポール手錠で結びつけた。マニーバックサラ乗る後方機関車を結ぶ連結器はずした吹雪の中、先頭機関車行き止まり線路走っていった・・・。

暴走機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 18:05 UTC 版)

暴走機関車』(ぼうそうきかんしゃ、原題: Runaway Train)は、1985年公開のパニック映画


  1. ^ 車軸下のカメラカットで氷片により部下が線路に落ちたことを描写するが、部下の姿は映ってない。
  2. ^ TV放送初登場時の日本語吹替も同意味のセリフが入るが、後のTV放映時にはサラの言葉が意図的に抜かれ、その後、黒澤監督追悼時の放映では「彼、死ぬつもりなんだわ」と意訳されたセリフが挿入された。
  3. ^ オリジナル脚本は岩波書店『全集 黒澤明 第5巻』に収録。
  4. ^ 『黒澤明語る』福武書店
  5. ^ [1]


「暴走機関車」の続きの解説一覧

暴走機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:10 UTC 版)

新幹線大爆破」の記事における「暴走機関車」の解説

黒澤明原案アンドレイ・コンチャロフスキー監督作品佐藤純弥は「実は『暴走列車』は黒澤さんがやることになって、B班が実は僕がやることになっていたんです。ところがアメリカプロデューサー黒澤さんが対立して結局流れちゃったんですけれども。だからあの『暴走列車そのもの台本というのはたぶん僕が最初に日本読んでたんだと思うんです。話は知っていました」と語っている。

※この「暴走機関車」の解説は、「新幹線大爆破」の解説の一部です。
「暴走機関車」を含む「新幹線大爆破」の記事については、「新幹線大爆破」の概要を参照ください。

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