景清

デジタル大辞泉

かげきよ【景清】

読み方：かげきよ

⇒平景清(たいらのかげきよ)

能・浄瑠璃・歌舞伎などの景清物の主人公。源頼朝打倒を目ざして果たさなかった平景清の哀話は、浄瑠璃「出世景清」「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」などに描かれている。

謡曲。四番目物。平家物語などに取材。日向(ひゅうが)へ流された悪七兵衛景清が娘と再会するが、屋島の戦いを回顧し、回向(えこう)を頼んで娘を帰す。

歌舞伎十八番の一。藤本斗文作。元文4年（1739）江戸市村座で「菊重栄景清(きくがさねさかえのかげきよ)」として初演。

歌舞伎の景清を描いた錦絵／画・豊国 国立国会図書館蔵

景清(2)の能に使う面／撮影・Yoshikazu TAKADA https://goo.gl/kcBkWj

能面図鑑

景清 Kagekiyo

景清の専用面：　平家の侍、悪七兵衛景清の低落した面。 勇将景清が頼朝暗殺に失敗。源氏の世を否定し自ら目を突いて盲目になったが、 なお覇気を感じさせる表情。
使用曲目：『景清』

短編小説作品名辞典

景清

作者皆川博子

収載図書変相能楽集
出版社中央公論社
刊行年月1988.4

収載図書夏樹静子 森瑤子 皆川博子
出版社角川書店
刊行年月1998.8
シリーズ名女性作家シリーズ

収載図書皆川博子作品精華「幻妖」―幻想小説編
出版社白泉社
刊行年月2001.12

植物図鑑

マミラリア・センペルウィウィ (景清)

●メキシコの中部から北部に分布しています。高さ、幅ともに７～８センチになります。花は白っぽく、花弁の真ん中にピンクの筋があります。
●サボテン科マミラリア属の疣サボテンで、学名は Mammillariasempervivi (var. caput-medusae)。英名はありません。

サボテンのほかの用語一覧

マミラリア：

マミラリア・ゲミニスピナ  マミラリア・コンプレッサ  マミラリア・スピノシッシマ  マミラリア・センペルウィウィ  マミラリア・テキサーナ  マミラリア・ハーニアナ  マミラリア・フムボルドティイ

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隠語大辞典

景清

読み方：かげきよ

1. 邸宅ニ侵入シタル際、其忍口ニ莚ナド蔽ヒテ他人ノ覚知ヲ防グ手段ヲ云フ。〔第三類　犯罪行為〕
2. 邸宅などに忍込む際覚知せらるるを恐れて莚等にて忍口を蔽ふ行為を云ふ。
3. 邸宅などに忍込む際覚知せられること恐れて莚等にて忍口を蔽う行為をいう。

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歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

景清

読み方：カゲキヨ（ｋａｇｅｋｉｙｏ）

初演 大正4.11(東京・新富座)

景清

読み方：カゲキヨ（ｋａｇｅｋｉｙｏ）

初演 天保10.3(江戸・中村座)

音曲 長唄

景清

読み方：カゲキヨ（ｋａｇｅｋｉｙｏ）

初演 宝永3.11(江戸・山村座)

古典文学作品名辞典

景清

読み方：カゲキヨ（ｋａｇｅｋｉｙｏ）

分野 謡曲

年代 成立年未詳

作者 作者未詳

景清

読み方：カゲキヨ（ｋａｇｅｋｉｙｏ）

分野 幸若舞

年代 室町時代

作者 作者未詳

景清

読み方：カゲキヨ（ｋａｇｅｋｉｙｏ）

分野 歌舞伎

年代 江戸中期

作者 作者未詳

ウィキペディア

景清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/07 09:59 UTC 版)

景清（かげきよ）は、日本の男性名である。

ウィキペディア小見出し辞書

景清（*）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/18 20:31 UTC 版)

「ちりとてちん (テレビドラマ)」の記事における「景清（*）」の解説

喜代美が「ちりとてちん」を教わっていた頃に草々が取り組んでいた噺。第10週では、「ちりとてちん」と併せて、直接的に、また、喜代美が立派な落語家になって欲しいと願う糸子の「地蔵お百度参り」など、間接的にもテーマとしてその場面が多く取り入れられている。

景清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/18 20:31 UTC 版)

「ちりとてちん (テレビドラマ)」の記事における「景清」の解説

糸子が喜代美の落語の上達を願い、近所の地蔵に百日参りをした。満願の百日目がちょうど喜代美の二度目の高座の日であった。舞台に上がった喜代美は初高座の時と同じく緊張して固まってしまうが、ちょうどその時雷鳴が轟いて客席がざわめき、喜代美の緊張がとけて「ちりとてちん」の項目で述べた「へしこ丁稚羊羹」の話を枕にして波に乗り、最後まで高座をやり通すことが出来た。雷鳴の演出の時には、糸子が願をかけていた地蔵と、糸子が小浜で作っている最中のへしこの目が画面に映された。

景清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/05 07:23 UTC 版)

「カブキロックス (ゲームソフト)」の記事における「景清」の解説

裏イタコの男。名前の由来は景清。

景清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/09 21:58 UTC 版)

「源平討魔伝」の記事における「景清」の解説

本作の主人公。平家きっての剛の者と謳われるが、魔族を率いる頼朝の前に、壇ノ浦にて討たれる。しかし、魔族の跋扈する世を憂う天帝の命の下、三途の川の渡し守「安駄婆（あんだばあ）」の手引きとぷれいやなる異次元の者の布施によって地獄から甦る。地獄から甦った景清は、夜叉の如き形相と真紅の豊かな長髪をなびかせ、壇ノ浦のある長門を皮切りに行く手を阻む魔物や中ボスである義経・弁慶らを倒しつつ諸国を巡り、京都を経由して頼朝の本拠地である鎌倉を目指す。

景清（かげきよ）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/22 08:30 UTC 版)

「ナムコスターズ」の記事における「景清（かげきよ）」の解説

「かげきよ」、「かけきよ」、「影清」とも。「源平討魔伝」の主人公「平景清」。ファミスタ'87で初登場。投手と野手（主に外野手だが、ワースタEXでは三塁手として登場）を転々としている。ファミリースタジアム2003ではパックよりも多く本塁打を打っている設定だった。2011ではフルネームの「平景清」名義でナムコレジェンズに所属。ファミスタ'87の説明書での紹介文は「平家の諸行無常のバッティングが光る。」。