春は馬車に乗ってとは? わかりやすく解説

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春は馬車に乗って

作者横光利一

収載図書昭和文学全集 第5巻
出版社小学館
刊行年月1986.12

収載図書短編愉楽 3 近代小説のなかの家族
出版社有精堂出版
刊行年月1991.8

収載図書機械 春は馬車に乗って 36改版
出版社新潮社
刊行年月2003.3
シリーズ名新潮文庫

収載図書機械 時間
出版社フロンティアニセン
刊行年月2005.3
シリーズ名第2刷 (フロンティア文庫)

収載図書いのちの文箱名作にみる看・護・療
出版社
刊行年月2005.4
シリーズ名Seishido brochure

収載図書恋するための文学
出版社プチグラパブリッシング
刊行年月2007.3
シリーズ名Petite bibliothèque classique


春は馬車に乗って

作者曾野綾子

収載図書慈悲海岸
出版社集英社
刊行年月1987.9
シリーズ名集英社文庫


春は馬車に乗って

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 07:20 UTC 版)

春は馬車に乗って』(はるはばしゃにのって)は、横光利一短編小説。作者本人の体験をもとに執筆された横光の代表的作品の一つである。病身に苦しむ妻と、妻を看護する夫との愛の修羅場と、その苦しみの後の融和と静寂の物語。湘南の海岸の自然や動植物、夫の心理描写の映像的な新感覚派文体を織り交ぜながら、悲運に置かれた夫婦の葛藤と愛情が、会話文を多用した淡々とした趣きで描かれている。の訪れる終章では、生と死との対比が詩的に表現され、愛する亡妻への鎮魂となっている[1]


注釈

  1. ^ 2人の同居には横光の旧友・佐藤一英の協力があったという。
  2. ^ 「憂きことのなおこの上に積もれかし限りある身の力試さん」。一般に、「願わくば、我に七難八苦を与え給え」と述べた戦国武将山中鹿之助の歌として知られている言葉で、陽明学者・熊沢蕃山の作の言葉。
  3. ^ この時点では横光の籍に入っていなかったため。

出典

  1. ^ a b c d e 「新感覚時代――国語との血戦」(アルバム 1994, pp. 36–47)
  2. ^ 「解題――春は馬車に乗って」(全集2 1981
  3. ^ 「略年譜」(アルバム 1994, pp. 104–108)
  4. ^ 「主要著作目録」(アルバム 1994, p. 111)
  5. ^ a b 日置俊次「注解――春は馬車に乗って」(機械 2003, pp. 322–324)
  6. ^ 保昌正夫「作品に即して」(日輪 1981, pp. 285–299)
  7. ^ 栗坪良樹「春は馬車に乗って 解説」(愉楽3 1991
  8. ^ a b 篠田一士「解説」(機械 2003, pp. 340–347)
  9. ^ 24:53~24:58 乃木坂浪漫 白石麻衣/横光利一『春は馬車に乗って』”. 乃木坂46公式サイト (2012年5月10日). 2022年7月20日閲覧。


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