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星野遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/10 10:06 UTC 版)

星野遺跡(ほしのいせき)は、栃木県栃木市星野山口付近(栃木市市街地から北西約10キロ、足尾山塊から発する永野川左岸の台地上にある。)にある縄文海進時代の遺跡である。縄文時代遺物が、田畑の表面のそこらじゅうにちらばっている。付近は永野川流域にあり、永野川に沿って同様の遺跡が他にも散在している。旧石器時代石器に似た遺物が、畑を耕していた所から発見されたのをきっかけに、1965年(昭和40)から1978年まで5次にわたって東北大学芹沢長介教授らにより調査が行なわれ、その後遺跡記念公園・遺跡記念館が作られ、訪れる者も増えた。発掘の結果は原人が活躍した前期旧石器時代で約8万年前の遺跡として発表されたが、多くの問題点が残った。

厳密には旧石器時代の遺跡の新発見がなされた記念の場所ではなく、その探索が初めて行なわれた記念の場所と、現在では考えられている。


  1. ^ ルバロワ石核とは、旧人・ネアンデルタールが石器を作成する際に残した石の台である。石塊から材料を分離してから加工するのではなく、まず石器の形を作ってから台と作成した完成品を後に分離した。そのときの台石のことである。独特の遺物で、旧人の存在の証拠の一つとされる。そこで他にも遺品が発見されれば、日本におけるヒトの歴史を、後期旧石器時代からいっきに遡れるとして、当然ながら注目された。
  2. ^ 「日本列島の旧石器時代」松藤和人『日本史講座第1巻』歴史学研究会・日本史研究会編 東京大学出版会 2004年5月


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