明治政府の修史事業とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ビジネス > 経営 > 事業 > 明治政府の修史事業の意味・解説 

明治政府の修史事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 00:52 UTC 版)

明治政府の修史事業(めいじせいふのしゅうしじぎょう)では、明治期に新政府によって進められた正史(国家史)の編纂事業について述べる。


  1. ^ 明治2年4月4日(1869年5月3日)に明治天皇から三条実美に下された宸翰沙汰書(現在は東京大学史料編纂所所蔵)には、
    修史ハ萬世不朽ノ大典、祖宗ノ盛挙ナルニ、三代実録以後絶ヘテ続クナキハ、豈大闕典ニ非スヤ。今ヤ鎌倉已降ノ武門専権ノ弊ヲ革除シ、政務ヲ振興セリ。故ニ史局ヲ開キ、祖宗ノ芳躅ヲ継ギ、大ニ文教ヲ天下ニ施サント欲シ、総裁ノ職ニ任ズ。須ク速ニ君臣ノ名分ノ誼ヲ正シ、華夷内外ノ弁ヲ明ニシ内外ノ命ヲ明ニシ、以テ天下ノ綱常ヲ扶植セヨ。
    と記されている。
  2. ^ 兵藤裕己によれば「後醍醐天皇の即位から起筆することが(略)明治政府の修史事業としてふさわしいと考えられたからである」(兵藤『太平記<よみ>の可能性』P235)
  3. ^ 時野谷勝「国史編修院」(『国史大辞典 15』(吉川弘文館、1996年) ISBN 978-4-642-00515-9)P70


「明治政府の修史事業」の続きの解説一覧




明治政府の修史事業と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「明治政府の修史事業」の関連用語

明治政府の修史事業のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



明治政府の修史事業のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの明治政府の修史事業 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS