日振 (海防艦)とは - わかりやすく解説 Weblio辞書

日振 (海防艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/11/14 13:25 UTC 版)

日振（ひぶり）は、日本海軍の海防艦。普遍的には日振型海防艦の1番艦とされており、本艦を鵜来型海防艦に含める文献も存在するが、海軍省が定めた艦艇類別等級では御蔵型海防艦の8番艦。1944年6月に竣工し、同年8月被雷沈没した。艦名は愛媛県の日振島にちなむ。

大日本帝国海軍の海防艦

転用艦^a

一等海防艦^b	鎮遠 \| 壱岐 [I] \| 丹後 \| 富士 \| 石見 \| 相模 \| 周防 \| 敷島 \| 朝日 \| 三笠 \| 肥前 \| 浅間 \| 常磐 \| 八雲 \| 吾妻 \| 磐手 \| 出雲 \| 春日 \| 日進 [I]
二等海防艦^b	扶桑 [I] \| 沖島 [I] \| 見島 \| 高千穂 \| 厳島 [I] \| 橋立 [I] \| 千代田 [II] \| 秋津洲 [I] \| 鈴谷 [I] \| 満州 \| 豊橋 \| 韓崎 \| 駒橋 \| 若宮 [I] \| 千歳 [I] \| 須磨 [I] \| 明石 [I] \| 新高 \| 対馬 [I]
三等海防艦^c	筑波 [I] \| 金剛 [I] \| 比叡 [I] \| 済遠 \| 海門 \| 天龍 [I] \| 葛城 [I] \| 大和 [I] \| 武蔵 [II] \| 高雄 [I] \| 松江

新造艦

占守型	占守 - 国後 [II] - 八丈 - 石垣
択捉型	択捉 [II] - 松輪 - 佐渡 - 隠岐 - 六連 - 壱岐 [II] - 対馬 [II] - 若宮 [II] - 平戸 [II] - 福江 - 天草 [II] - 満珠 [II] - 干珠 [II] - 笠戸 [II]
御蔵型	御蔵 - 三宅 - 淡路 - 能美 - 倉橋 - 屋代 - 千振 - 草垣
日振型	日振 - 大東 - 昭南 - 久米 - 生名 - 四阪 - 崎戸 - 目斗 - 波太 - 大津^e - 友知^e
鵜来型	鵜来 - 沖縄 - 奄美 - 粟国 - 新南 - 屋久 - 竹生 [II] - 神津 - 保高 - 伊唐 - 生野 - 蔚美^e - 室津^e - 稲木 - 羽節 - 男鹿 - 金輪 - 宇久 - 高根 - 久賀 - 志賀 - 伊王
丙型海防艦	第1号 - 第3号 - 第5号 - 第7号 - 第9号 - 第11号 - 第13号 - 第15号 - 第17号 - 第19号 - 第21号 - 第23号 - 第25号 - 第27号 - 第29号 - 第31号 - 第33号 - 第35号 - 第37号 - 第39号 - 第41号 - 第43号 - 第45号 - 第47号 - 第49号 - 第51号 - 第53号 - 第55号 - 第57号 - 第59号 - 第61号 - 第63号 - 第65号 - 第67号 - 第69号 - 第71号 - 第73号 - 第75号 - 第77号 - 第79号 - 第81号 - 第83号^e - 第85号 - 第87号 - 第89号^e - 第93号^e - 第95号 - 第97号^f - 第101号^e - 第105号^f - 第107号^f - 第205号 - 第207号 - 第213号 - 第215号 - 第217号 - 第219号 - 第221号 - 第223号^e - 第225号 - 第227号 - 第229号^e
丁型海防艦	第2号 - 第4号 - 第6号 - 第8号 - 第10号 - 第12号 - 第14号 - 第16号 - 第18号 - 第20号 - 第22号 - 第24号 - 第26号 - 第28号 - 第30号 - 第32号 - 第34号 - 第36号 - 第38号 - 第40号 - 第42号 - 第44号 - 第46号 - 第48号 - 第50号 - 第52号 - 第54号 - 第56号 - 第58号 - 第60号 - 第62号^e - 第64号 - 第66号 - 第68号 - 第70号^e - 第72号 - 第74号 - 第76号 - 第78号^f - 第80号^e - 第82号 - 第84号 - 第102号 - 第104号 - 第106号 - 第112号 - 第116号^f - 第118号 - 第124号 - 第126号 - 第130号 - 第132号 - 第134号 - 第138号 - 第142号^f - 第144号 - 第150号 - 第154号 - 第156号 - 第158号 - 第160号 - 第186号 - 第190号 - 第192号 - 第194号 - 第196号 - 第198号 - 第200号 - 第202号 - 第204号

戦利艦

五百島 | 八十島^d

a. 1942年7月1日までに除籍もしくは他艦種に類別変更　　　b. 1931年5月30日等級廃止　　　c. 1912年8月28日三等廃止、二等に類別換え
d. 就役後他艦種に類別変更　　　e. 起工済未成艦　　　f. 特別輸送艦として竣工

大日本帝国海軍艦艇一覧

注釈

^ これは第310号艦型の価格であり、基本計画番号E20bとしての価格ではない。
^ この数字は特修兵を含まない。
^ マル急計画の当初計画での番数。
^ のち、基本計画番号E20の建造は予定を繰り上げて第320号艦を第1艦とした。
^ この日時点で択捉型海防艦のうち除籍となった艦が2隻あるため、それら除籍艦を含めると通算で19番艦。

脚注

^ ^a ^b ^c ^d 『昭和造船史第1巻』、p. 828。
^ ^a ^b ^c ^d 『写真日本海軍全艦艇史』資料篇、p. 22。
^ ^a ^b #海防艦戦記p.108
^ ^a ^b #Blair p.718

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