日奈久断層帯
ひなぐ‐だんそうたい【日奈久断層帯】
布田川・日奈久断層帯
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布田川・日奈久断層帯(ふたがわ・ひなぐだんそうたい、英: Futagawa-Hinagu fault zone)は、ほぼ熊本県内から一部鹿児島県北部に位置する2つの活断層帯の総称である。両者合わせると全長は約101kmで、九州最長である[1]。また、九州にある活断層の中では珍しい横ずれ断層である[2]。2016年現在では別々の断層帯とみられているが、地震調査研究推進本部地震調査委員会は2013年までひとまとまりの断層帯とみなしていた[3]。
- ^ a b “浅い震源、内陸型か 震源地周辺の断層帯、動いた可能性”. 朝日新聞. (2016年4月14日) 2016年4月15日閲覧。
- ^ a b 楮原京子ほか「布田川・日奈久断層帯海域部における高分解能マルチチャンネル音波探査」(PDF)『活断層・古地震研究報告』第11号、産業技術総合研究所地質調査総合センター、2011年、273-294頁、NAID 40019514174、2017年1月14日閲覧。(参照ページ:p. 273)
- ^ “熊本地震「連鎖」に3つの可能性 前震で地下の力変化 2断層帯、実は一体 ひずみ蓄積し余震誘発”. 日本経済新聞. (2016年5月2日) 2016年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 布田川断層帯・日奈久断層帯 - 地震調査研究推進本部
- ^ 布田川断層帯・日奈久断層帯の評価(一部改訂) (PDF) - 地震調査研究推進本部、2013年
- ^ a b M7.3 布田川断層帯動く 地震調査委 従来より長いと推定(しんぶん赤旗 2016年4月18日)
- ^ “M7.3、活断層が想定超え27キロ動く 東側は阿蘇山に到達していた…地震調査委が発表”. 産経新聞. (2016年4月17日) 2016年4月20日閲覧。
- ^ “布田川断層、町文化財に 益城町教委が指定”. 熊本日日新聞. (2016年6月26日) 2016年6月28日閲覧。
- ^ "熊本地震「畑の断層」を震災遺構に 益城町、文化財指定"(朝日新聞、2017年6月15日記事)。
- ^ 史跡等の指定等について(文化庁報道発表、2017年11月17日)。
- ^ 平成30年2月13日文部科学省告示第21号。
- 1 布田川・日奈久断層帯とは
- 2 布田川・日奈久断層帯の概要
- 3 関連資料
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