日向灘地震とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 日向灘地震の意味・解説 

ひゅうがなだ‐じしん〔ひうがなだヂシン〕【日向灘地震】

読み方:ひゅうがなだじしん

昭和43年19684月1日日向灘発生したマグニチュード7.5の地震高知愛媛県中心に道路損壊などの被害受けた


日向灘地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 09:09 UTC 版)

日向灘地震(ひゅうがなだじしん)とは、日向灘震央として起きる地震である。日向地震(ひゅうがじしん)とも呼称される。 この地域は沈み込み帯である南海トラフの西端に位置しており、M7程度の地震が十数年から数十年に一度程度の割合で発生しているが、M8以上の巨大地震が発生したという記録は確認されていない。日向灘周辺で発生する地震では、周辺の沿岸各地に地震の揺れによる被害のほか、震源域が浅い場合には、津波被害が生じることがある。


  1. ^ アムールプレート。(参考文献:Wei, Seno, Determination of the Amurian Plate Motion. Mantle Dynamics and Plate Interactions in East Asia, "Geodynamics Series"v.27, 419頁, 1998, M. F. J. Flowerら編, AGU. ISBN 9780875905297, doi:10.1029/GD027
  2. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文1-5, 8-9頁、図1
  3. ^ 海溝やトラフの最深部の溝をつないだ線。
  4. ^ 地震調査委員会、2004年、図1
  5. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文1-7, 19-21頁
  6. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文17頁
  7. ^ 東海・東南海・南海地震で震源域は日向灘に延びる恐れ」日本経済新聞、2011年4月21日付、2013年4月2日閲覧。
  8. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文3-4, 12頁
  9. ^ a b 九州・沖縄地方の地震活動の特徴」、地震調査研究推進本部 地震調査委員会、「地震のリスト」節参照、2013年4月2日閲覧。
  10. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文17頁
  11. ^ a b c d e f g h i 吉井敏尅「日本付近のおもな被害地震年代表」、日本地震学会、2013年4月2日閲覧。
  12. ^ 震度データベース検索」気象庁、2013年4月2日閲覧
  13. ^ Search Earthquake Catalog”. アメリカ地質調査所 (2024年). 2024年1月25日閲覧。
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『世界の被害地震の表』1, 2, 3、宇津。Web 2013年4月2日閲覧。
  15. ^ 都司嘉宣2004年インドネシア・スマトラ島西方沖地震津波の教訓」東京大学地震研究所
  16. ^ 瀬川茂子 (2017年8月21日). “室町時代の日向灘地震「なかった」 東大研究者ら指摘”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/articles/ASK8H5SMDK8HPLZU001.html 2017年8月21日閲覧。 
  17. ^ a b 地震調査委員会、2004年、評価文20頁
  18. ^ 武村雅之ら (2009). “20世紀初頭に九州・南西諸島のサブダクション帯で発生した2つの地震の震度分布と地震規模” (PDF). 歴史地震 24: 7-31. http://www.histeq.jp/kaishi_24/HE24_007_031_05Takemura.pdf 2018年12月13日閲覧。. 
  19. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文20頁
  20. ^ 八木勇治, 菊地正幸, 吉田真吾 ほか、「1968年4月1日, 日向灘地震 (MJMA7.5) の震源過程とその後の地震活動との比較」『地震 第2輯』 1998年 51巻 1号 p.139-148, doi:10.4294/zisin1948.51.1_139
  21. ^ a b 羽鳥徳太郎、「最近45年間の日向灘津波の規模」『地震 第2輯』 1971年 24巻 2号 p.95-106, doi:10.4294/zisin1948.24.2_95
  22. ^ 日向灘を震源とする地震による被害及び 消防機関等の対応状況(第3報)” (PDF). 総務省消防庁 (2019年5月10日). 2019年5月14日閲覧。
  23. ^ 令和元年5月10日08時48分頃の日向灘の地震について”. 気象庁 (2019年5月10日). 2019年5月13日閲覧。
  24. ^ a b 令和4年1月22日1時8分頃の日向灘の地震について”. 気象庁. 2022年1月22日閲覧。
  25. ^ 推計震度分布図”. 気象庁. 2022年1月22日閲覧。
  26. ^ 日向灘を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第5報) (PDF) - 総務省消防庁
  27. ^ 地震調査委員会、2004年、評価文21頁
  28. ^ 緊急地震速報の内容
  29. ^ 「日向灘地震」は誤報 宮崎日日新聞
  30. ^ 地震調査委員会、2005年、評価文3頁
  31. ^ 宮崎県、2003年、6-8,14-23,30-31頁
  32. ^ 宮崎県、2004年、13-30頁
  33. ^ 地震防災ライブラリー 被害予測調査(鹿児島県)」鹿児島県、2008年2月12日更新版、2013年4月2日閲覧。


「日向灘地震」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日向灘地震」の関連用語

日向灘地震のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日向灘地震のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日向灘地震 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS