新越山荘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 04:04 UTC 版)
最寄りの山小屋は、新越乗越の北東近傍(標高2,465 m)の鳴沢岳の東北東約0.6 kmに位置する新越山荘である。1971年(昭和46年)に、種池山荘と冷池山荘の経営者である柏原正康が開設した。収容人数は80人で、キャンプ指定地はない。積雪量の多い地域のため例年7月初旬から9月下旬頃までの営業で、期間外は閉鎖される。 小屋が開設される以前の1968年(昭和43年)頃に林野庁が柏原正康と共に現地視察を行い、周辺では登山者の幕営跡で段々畑のようになっていたことを確認した。ゴミが散乱し、周辺の樹木が薪に使われ伐採されていた。その後このゴミ問題などの対策として、林野庁の要請を受けて山小屋を開設した経緯がある。これにより自然保護と登山者の安全が図られた。
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