新皇とは? わかりやすく解説

しん‐のう〔‐ワウ〕【新皇】

読み方:しんのう

《「しんおう」の連声(れんじょう)》

あたらしく皇位についた人。新帝

天慶2年(939)平将門東国支配者として自称したという称号


新皇

読み方:シンノウ(shinnou)

平将門のこと。


新皇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 03:49 UTC 版)

新皇(しんのう)は、天慶2年(939年)12月に平将門が「新しい天皇」の意で自称(僭称)した称号。以後、将門は平氏出身であることから「平新皇」と呼ばれたとされる。後世の書物等では訛って「平親王」とも呼ばれるが、これは誤称である。


  1. ^ 「朕」は八幡大菩薩が応神天皇の化身である事からの自称。
  2. ^ 律令法において国家試験によらず父祖の位階に応じて文官に任用される優遇規定があり、これを「蔭位の制」と言い、その蔭位の特典の有資格者で、五位以上の者の子をいう。
  3. ^ 位階を授ける事を表記した文書。
  4. ^ 「八幡」と「八万」の語呂合わせとみられる。
  5. ^ 小説家の海音寺潮五郎は『悪人列伝 古代篇』にて、これを将門の無知の証拠として指摘している。


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