断罪無正条とは? わかりやすく解説

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断罪無正条

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 14:58 UTC 版)

断罪無正条(だんざいむせいじょう)とは、律令法に設けられた規定の1つ。法令に該当する条文が無い場合、類似する罪を類推適用することを認めた条文。


  1. ^ 「凡断罪而無正条。其応出罪者。則挙重以明軽。其応入罪者。則挙軽以明重」(『律令』P49)
  2. ^ 新律綱領名例律無正断正条「凡律令ニ。該載シ尽サゝル事理。若クハ罪ヲ断スルニ。正条ナキ者ハ。他律ヲ援引比附シテ。加フ可キハ加へ。減ス可キハ減シ。罪名ヲ定擬シテ。上司二申シ。議定ツテ奏聞ス。若シ輙ク罪ヲ断シ。出入アルコトヲ致ス者ハ。故失ヲ以テ論ス。」(『明治日本の法解釈と法律家』P178)


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