文藝峰とは? わかりやすく解説

文藝峰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/11 07:03 UTC 版)

文 藝峰(ムン・イェボン、ハングル:문예봉1917年1月3日 - 1999年3月26日)は、朝鮮および北朝鮮にて映画および舞台劇の分野で活躍した女優。本名は文 丁元(ムン・ジョンウォン、ハングル: 문정원)、創氏改名による日本名は林 丁元。可憐な娘役や若妻役を多くこなし、「朝鮮のリリアン・ギッシュ」とも称された[1]


  1. ^ 越境の映画監督 日夏英太郎【許泳 ドクトル・フユン Dr.Huyung】 英太郎・花子の結婚生活(2009年6月13日)にて、日夏もえ子(英太郎の娘)は彼女がそう呼ばれていた事を紹介している。
  2. ^ a b c 〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉 女優・文芸峰”. 朝鮮新報. 2003年9月6日閲覧。
  3. ^ 卜煥模「第8章『若き姿』の国策性と新体制以後の国策映画の一覧」『朝鮮総督府の植民地統治における映画政策』(論文)、早稲田大学〈博士 (文学) 甲第2135号〉、2006年。
  4. ^ 帰らざる密使 allcinema 2010.1.14 02:10 (UTC) 閲覧
  5. ^ 우리 새 세대 (朝鮮語) KMDb 2010.1.14 02:14 (UTC) 閲覧
  6. ^ 「"韓国映画の歴史的人物 - ムン・イェボン」 朝鮮中央通信 2003年5月22日付


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文藝峰

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北朝鮮映画」の記事における「文藝峰」の解説

ムン・イェボン(1917-1999.3.26) 人民俳優功勲俳優忠清南道出身李奎煥監督の『主な渡し舟』(1932)で羅雲奎相手役デビュー清楚な魅力で『春香伝』(1935)など多く映画ヒロイン演じ日本でも映画雑誌表紙飾った植民地時代は『君と僕』(1940)など日本国策映画への出演余儀なくされた。独立後の1948年に夫、息子とともに越北朝鮮映画第一作我が故郷』(1948)に主演以後多く映画活躍した1948年最高人民会議一期代議員選出1952年北京平和会議出席1958年朝・ソ親善協会中央委員1961年祖国平和統一委員1967年から復古主義宗派主義者批判され1970年代末までは一線から外され巡回劇団異動となっていた。1980年代復帰1982年人民俳優1985年高鶴林監督の『銀のかんざし』のロケ来日した1991年祖国統一民族連合北側本部中央委員選出国旗勲章第一級平壌にて死去朝鮮リリアン・ギッシュとも称される主な出演作は、『主な渡し舟』(1932)、『春香伝』(1935)、『薔薇紅蓮伝』(1936)、『人生航路』(1937)、『旅人』(1937)、『授業料』(1940)、『君と僕』(1940)、『家なき天使』(1941)、『志願兵』(1941)、『朝鮮海峡』(1943)、『愛と誓ひ』(1945)*以上植民地時代作品。『我が故郷』(1948)、『少年パルチザン』(1951)、『パルチザン乙女』(1954)、『新婚夫婦』(1955)、『白頭山見える』 (1956)『金剛山乙女』(1959)、『春香伝』 (1959)、『赤い花』(1963)、『侵略シャーマン号』(1964)、『成長途上にて』(1965)、『春香伝』(1980)、『二人船長』(1982)、『我らはみな一つ家族』(1983)、『帰らざる密使』(1984)、『青い』(1984)、『生命』(1985)、『銀のかんざし』(1985)、『春の日の雪解け』(1985)、『光州は叫ぶ』(1986)、『偉大なる懐』(1986)、『君のための交響詩』(1991)、『バード』(1992)、『われら新世代』(1996)、『後日の私の姿』(1997)。

※この「文藝峰」の解説は、「北朝鮮映画」の解説の一部です。
「文藝峰」を含む「北朝鮮映画」の記事については、「北朝鮮映画」の概要を参照ください。

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