新語時事用語辞典 |
揚水発電
英語:pumping up electric power generation
余剰電力を利用して高所の貯水池へ水を汲み上げ、電力需要の高い時間帯に高低差を利用した水力発電を行う方式。揚水発電所は機能としては蓄電池の一種といえる。
電気消費は一日の中では昼間が最も多く、深夜は最も少ない。昼間に電力が不足しそうになった場合、電力全体のベースとして稼動している火力発電所や原子力発電所は、臨機応変に発電量を上下調整することが難しい。そうした場合に、揚水発電所の高所貯水池を開放し、低所に流れ込む力を利用して水力発電を行い、電力を補っている。
低部の貯水池に放出された水は、需要が低く廉価で提供される深夜電力を利用して高所へ汲み上げられる。
揚水発電は現在、電力供給量の調整において重要な役割をもった発電方式として機能してる。日本版スマートグリッドでも、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの運用と協調した余剰電力の蓄電池として有効と見られている。ちなみに、スマートグリッドでは大規模な二次電池(電力貯蔵装置)の導入も検討されている。
関連サイト:
揚水発電の仕組み - 九州電力
ダム事典 |
ウィキペディア |
揚水発電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/03 03:13 UTC 版)
揚水発電(ようすいはつでん、Pumped-storage hydroelectricity)は、夜間などの電力需要の少ない時間帯の余剰電力を利用して、下部貯水池(下池)から上部貯水池(上池ダム)へ水を汲み上げておき、電力需要が大きくなる時間帯に上池ダムから下池へ水を導き落とすことで発電する水力発電方式である。揚水発電による発電量は、ロスのために使用電力量の7割程度である。すなわち実際上は、発電所というよりも、ダムを用いる巨大蓄電池、蓄電所と言うべきものである。
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